電子工作からエレクトロニクスへ:いま時代の研究開発の役割
(秋田純一(金沢大)) 古くは産業としてのエレクトロニクスとホビーとしての電子工作は不可分であったが、近年の回路技術の高度化に伴い、両者は近くて遠い関係となり、また、いわゆる「ものづくり離れ」が叫ばれるようになった。ところがオープンソースを起点とする様々な技術面、経済面、社会情勢の変化から、再び両者は密接に関係し、新たなイノベーションを生み出しつつある。本稿では、これらの歴史と現状を俯瞰し、議論する。
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