第12回
差動増幅回路がよくわかりません。
2つの入力の差を求める(そして増幅する)回路、と考えてください。
−βRc / Rie が大きくなるのは Rc<<1 だからですか?それとも β>>1 ?
一般にはβ>>1だからですね。
普通のバイポーラトランジスタのβは数百〜数千ぐらいあります。
カレントミラーがよくわからなかった。
トランジスタが、両側に流れる電流を同じにするように
働く回路、と考えてください。
カレントミラー回路とかを考えついた人はすごいなと思った。
これはそうですね。
図ばかりでちょっとわかりにくかった。
すいません、詳しい解析をしていくと、きりがないのと、
この講義の扱う範囲を超えてしまいますので、ああなりました。
オペアンプの内部の図の上部にある電流源は電源から供給されているのでしょうか?
その通りです。
実際にはトランジスタに適当なバイアスを与えて電流源として使います。
カレントミラー回路や差動増幅回路は主にどういうところで使用されているのか?
オペアンプをはじめ、いろいろ、ですね。
特にカレントミラーは、電流源としても使われます。
オペアンプの中身には必ず差動増幅とカレントミラーがあるんですか?
少なくともこの2つは必ずあるはずです。
ただし最近は、出力も差動(2つの出力端子があって、その2つの差として
出力が得られる)のオペアンプもあって、これの場合はカレントミラーは
不要になります。
今日紹介された構造以外のオペアンプの構造はどんなのがあるんですか?
基本的には、どれも似たようなものですね。
テストの過去問が欲しかった。
こちらからどうぞ。
テストがんばります。
来週の試験が不安である。
がんばってください。
半年間ありがとうございました。
いえいえ、こちらこそ。
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