MediumMachineには、8×8の合計64個の光の点があり、その光のパターンが、 どんどん変化をしていきます。 この、光のパターンがどのように変化をするかを決める「規則」は、 あなたが決めることができます。その「規則」しだいで、 不思議なパターンができたり、おもしろいパターンができたりします。 その「規則」については、またあとでくわしく見ていきましょう。 ちなみにこの光のパターンが変わっていくスピードも 変えることができます。MediumMachineを部屋にかざるとき、 気分がせかせかしているときは速く、気分を落ち着けたいときは ゆっくり変化させるとよいかもしれません。
ところでMediumMachineとは、どんな意味の言葉でしょう? 「Medium」とは、油絵の絵の具をとかす溶剤のことです。 いろんなものを混ぜてしまう、そんなものです。 MediumMachineのエッセンスは、電子工作、光のパターンの変化の「規則」、 そして「複雑系」という不思議な科学の世界です。 この3つが混じってできたのが、このMediumMachineです。そんな、いろいろなものを混ぜ合わせてできたもの。そんな意味です。
セルオートマトンの理論的背景(Special Thanks to: 高山貴裕氏@公立はこだて未来大学)