MediumMachine情報

(c)Junichi Akita (lastupdate: 2005/7/29)

MediumMachineとは?

MediumMachine(メディウム・マシーン)は、電子工作キットです。 つまり、あなたが自分の手で作るものです。 作った後で遊べますが、その遊び方もいろいろ試すことができます。 しかもMediumMachineは、「複雑系」という、ちょっとむつかしいけど 面白い不思議な科学の世界を、ちょっとだけ見せてくれるものです。

MediumMachineには、8×8の合計64個の光の点があり、その光のパターンが、 どんどん変化をしていきます。 この、光のパターンがどのように変化をするかを決める「規則」は、 あなたが決めることができます。その「規則」しだいで、 不思議なパターンができたり、おもしろいパターンができたりします。 その「規則」については、またあとでくわしく見ていきましょう。 ちなみにこの光のパターンが変わっていくスピードも 変えることができます。MediumMachineを部屋にかざるとき、 気分がせかせかしているときは速く、気分を落ち着けたいときは ゆっくり変化させるとよいかもしれません。

ところでMediumMachineとは、どんな意味の言葉でしょう? 「Medium」とは、油絵の絵の具をとかす溶剤のことです。 いろんなものを混ぜてしまう、そんなものです。 MediumMachineのエッセンスは、電子工作、光のパターンの変化の「規則」、 そして「複雑系」という不思議な科学の世界です。 この3つが混じってできたのが、このMediumMachineです。そんな、いろいろなものを混ぜ合わせてできたもの。そんな意味です。

セルオートマトンの理論的背景(Special Thanks to: 高山貴裕氏@公立はこだて未来大学)

MediumMachine関連情報

USB-シリアル変換機情報

MediumMachineを、パソコンと接続してMediumMachineEditorを使って 編集をするためには、シリアルポート(COMポート)が必要です。 しかし最近はシリアルポート(COMポート)がついていないパソコンが 増えてきました。 このようなパソコンでは、USBポートなどに接続してシリアルポート(COMポート)を 増設するユニットが市販されていますので、これらを利用するとよいでしょう。 例えばI・O DATAの USB-RSAQ2などの製品があります。

技術情報

リンク集


お問い合わせはこちらまで: akita@yugen.org