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パターン設計を終えた後にDRCでエラーがないか確認すると多数のエラーが発生した。
先生にいくつかのエラーに関して教わったのでメモ。
・Keep out - 部品?同士が近すぎると発生する。
・Overlap - 配線や穴が重なったりすると発生する。
・Stopmask - シルク印刷部分が穴や等に重なっていると発生する。
・Dimension - 配線等が基板の境界線に近すぎると発生する。
これらのエラーは原因が自分でわかっていて大丈夫な場合は無視してもよい。
・今回コイン電池を使用するが、設置部分に銅を露出させ、その上に載せる形をとった。
→銅を露出したい部分にTopとtStopを使えばよい。
・Addで探している部品が見つからない場合、検索しても一致していないと出てこなかったりする。
→検索キーワードの前後に*をつけるとそれを含む結果を表示できる。
・チップ抵抗を並列接続するのに、回路図も並列で作成する必要はない。
→重ねてはんだづけすればよい。
・使いたいリードスイッチがライブラリになかった。
→電源とGNDにそれぞれつないだViaをリードスイッチの長さに合わせて設置してそこにはんだづけ。
昨日フリスクケースに収めるためにに基板をカットしていたが、プラゴミに基板が捨てられているのを見て思考停止で自分も捨ててしまい、基板は埋め立てゴミだと先生に指摘をいただきました。
以後注意します。
山村君も作業日誌で触れていますが、基板設計時にはマイコンの書き込みに必要なピンをあらかじめヘッダピンにつないでおくべきです。
今回使うマイコンはPSoCのCY8C27443、SSOPパッケージですがPSoCの書き込みに必要なピンはVDD、GND、XRES、SCLK(P1[1])、SDATA(P1[0])の5つです(XRES無しの4ピンでもなんとかなるようです)。これに関してはマイコンブの共有情報のページにもまとめられています。
自分はそれをしていなかったことが反省点です。この状況でどのように書き込みをするかという話を先生からいただきました。XRESが何もつながれていないので4ピンですが、VDDとGNDに関しては2ピンヘッダに繋いであったのでそれを使えばよい。P1[0]、P1[1]に関しては7セグに繋いであったのでそこを書き込み段階だけ繋がずチップ抵抗部分から線を繋いで書き込みを行う。
設計した基板に実装してみたが、LEDがたまにしか点灯しない現象が。コイン電池の内部抵抗で必要な電力が得られていないのではないかとの指摘で電源装置を使って3Vで動作確認したところしっかり点灯しました。2.8Vくらいに下げると点灯しなくなったので、コイン電池がそれを下回っていたようです。
電源装置での動作確認は事前にしましょう。
電源装置のリミッタボタンを押しながら電流を調整するとそれがリミッタとなってそれ以上電流が流れることを阻止してくれます。もしそれ以上に電流が流れる場合は自動で電圧を下げるようです。