目次
新しくifDLに配属されたB4の山村聡史です。
これからよろしくお願いします。
作業日誌†
2014†
4/17(木)†
今日は屋敷先輩、笹田先輩にプリンターの設定、ifDLwikiやBBSの使い方、半田部屋などの使い方などを教えてもらったので早速更新してみた。
5/15(木)†
最近取り組んでいた、I2C通信を用いたLCDの制御がようやくできたので、信号の確認とオシロスコープの使い方の勉強のために、昨日BBSに載っていた(ディジタル)オシロスコープ測定入門を参考にしながら、I2Cの波形を測定した。
I2Cのプロトコル通りの波形が測定できて少し感動した。
5/22(木)†
マイコンペについて
作るもの:グループ分けデバイス
詳しく:マスタといくつかのスレーブが通信して、グループ分けとその表現をする
表現方法:液晶とか色とか音とか?
通信方法:有線?無線?通信方式は?
気になるワード:PICマイコン、UART、Xbee、フルカラーLED、赤外線通信、MIDI など
6/19(木)†
マイコンペに出す作品がだいたい完成した。
あとは来週届くプリント基板にハンダ付けするだけ(のはず)。
作品制作を通してつまづいた所や分かったこと、教えてもらったことなど
- PSoCの割り込みについて
割り込みを使うときはアセンブラで直接書くか、#pragma interrapt_handler を使ってCで書く。
割り込みをする時は、各種レジスタの設定が必要(PSoC Designerではm8c.hに色々定義されてます)
割り込み関数名を任意にする場合は、boot.asmの中の呼び出し関数名を書き換えればよいが、PSoC Designerでは、ビルドをするとboot.asmの内容が自動で更新されるので、そのたびに書き換える必要がある。
割り込み中に割り込みが発生すると割り込みルーチンから抜けた途端次の割り込みにルーチンに入ってしまうので、
- 割り込みルーチン中の処理はできるだけ簡単にする(フラグを立てるだけなど)
- 長い処理の場合、割り込み禁止にしておく
- UARTなんかは結構時間を食うので割り込み中ではしないほうが吉
- GPIOなどの外部割り込みの場合チャタリングなどを考慮する
- EAGLEについて
楽しい(ライブラリの作成は大変らしい)
配線や部品は基本的にgridで設定したピッチに従うが、Altを押しながらならグリッドの半分のピッチでおける。細かい配線では結構役に立つ。
部品の位置を微調整するときは右クリックからpropertyを使えばよい。
表面実装のパーツは、ヘッダコネクタなどを使って基板から浮かせる部品と重ねて置くこともできる。
パーツの配置は配線の難しさにかなり影響するようで、パーツ配置を色々試行錯誤すると案外スッキリ配線できたりする。
- XCTU(OSX ver)について
XBeeシリーズ1をXCTUで設定している時に気がついたこと
- ブロードキャストしようとDestination Addressを0xFFFFにしようとすると、何故か上位8bitがXBeeの固有アドレスである13A200に上書きされる
(APIコマンドを使えば一時的に0xFFFFにできるがUSBを抜くと?元に戻る)
- 付属のターミナルで16進数が直接打ち込めない
これらの現象はWindows版では見られなかった。
XCTUがOSXに対応したのは最近らしいので、しばらくはWindows用を使うのが無難か?
EAGLEなんかもWindows版が使いやすいように感じた。
Windowsのほうがネットに情報が沢山転がっているので、無理してMACを使わないほうがいいかも?
- その他
I2Cは結構不安定?らしく、プログラムに問題が無くてもうまく通信できない場合がある(LCDを使っているときに原因不明の表示バグがでた)
ハンダ付けは部品を付ける場所と順番をよく考えないと、後で取り返しのつかないことになるかも(作品のユニバーサル基板の裏側はすごく残念なことになった)
6/24(火)†
回路を基板実装する際の注意
- まず電源回路を実装し、正しい電源電圧が得られるようになってから、その他のマイコン等部品をのせていく。(すべて実装すると、電源回路が正しくなかったときに部品が全滅する)
- 回路の動作確認やデバッグの際は、USB等から直接給電せず、必ず電流リミッタの掛けられる電源装置を使うこと。(回路に異常電流が流れ、部品の故障、最悪の場合事故や火災につながる)
- 電源装置からUSB等に給電できるように変換コネクタなどを各自用意しておくとよい。
マイクロUSBのコネクタについて
- マイクロUSBコネクタには向きが通常のものと逆のリバースがある。
- リバースが用いられることが多く、秋田先生のEAGLEライブラリもリバースである。
- 実装する際は必ずどちらを使うか確認すること。
- 他の部品についても、実際に使う部品の配線と回路図を必ずチェックしよう。思い込みは危険
6/26(木)†
基板設計について書き忘れてたこと
PCBを描くときに、ヘッダピンを回路に追加して、マイコンの書き込みに必要なピンとヘッダピンをつないでおくと、マイコンをハンダ付けした後でもヘッダピン用のホールを使って書き込みができるのでデバッグやチューニングに便利。