目次
中川です。 よろしくお願いします。
まず,Inkscapeという図面を引くソフトウェアを入れる.(Windowsは動作確認済み.Macは不明) https://inkscape.org/en/release/0.92.3/
実際に入れて起動すると、このような画面が出ると思います。
上にある単位がptになっている場合、サイズの間違えることがあるのでmmに直しておくことをオススメします。
ここに色んな図形を描いていくと思いますが、その際に線を赤色にした部分は切ることになります。(厳密には必ずしも赤=切るではありませんが、そのように覚えてもらって結構です) 左下に色んな色が並んでいると思いますが、好きな色で右クリックするとフィルとストローク(それぞれ塗りつぶしと線色)を変えられます。
切りたい部分を描き終わったら、適当な名前(hoge.svgなど)で保存し、USBメモリに入れます。
1.レーザーカッターの横にあるPCをつけます。
2.laserというユーザー(パスワードはないです)でログイン。
3.次に、USBメモリをレーザーカッター横にあるPCに挿します。
4.「CorelDRAW X7」というソフトウェアが起動していると思うので、ここで新規ドキュメントを作成。
5.「ファイル」→「インポート(I)...」を選び、先ほどUSBメモリ等に入れたsvgファイルを選択。
6.左クリックして任意の場所に置きます。
7.右下の筆のマークをダブルクリックすると下図のようなプロパティウィンドウが出ると思います。ここのカラーを「赤」、太さを「極細線」にして、閉じます。
8.「ファイル」→「印刷」でOKを押す。
9.スタートメニューから「UCP」を選択し起動します。さっきインポートした図が表示されていると思います。
10.右上の電源ボタンでレーザーカッターを起動し、加工材料をセットします。
11.図の装置の電源がONになっていることを確認。ついてなければONにします。
12.左から2番目の焦点表示アイコンを押すと、画面の図と実際のレーザー位置との対応関係が分かります。
13.真ん中のアイコンである再配置表示アイコンを押すと、図の移動ができます。
14.位置合わせが終わったら、次にレーザーの焦点を合わせるために、高さ調整をします。高さはフォーカスツールに合うようにレーザーカッターの右にある上下ボタンで調整できます。材料に乗せたフォーカスツールの角部分と赤い金属部分の角が合うように合わせます。
15.位置と高さをもう一度確認し、再配置表示アイコン→設定を選びます。
16.左上の素材データベースから適した素材を選びます。(また、手動制御のところで出力を調整できます。)
17.素材厚を対象の材料と同じ厚さにし、適用→OKで設定終了。
18.図の踏むボタンを押して、排気出来るようにします。自分はよく間違えるのですが、消えている状態がONです。(うるさくなるので音で判断した方が分かりやすいと思います。)
19.図の切り替えスイッチを「入」にしてアシストエアを起動します。これも「プシュー」という音がするかと思います。
20.集塵機、コンプレッサーがONになっているかどうかや焦点距離が合っているかなどをもう一度よく確認し、メニューのスタートボタンを押します。
21.加工が始まります。
22.終わったら、アシストエア、排気のスイッチ等の電源を切り、材料を取り出します。
23.メニューからレーザーカッターの電源を落とし、終了します。
24.もう一度全ての装置の電源が切れていることを確認し、USBメモリを取り出してから、シャットダウンせずに、キーボード左上付近にあるPCの電源ボタンを押して終了します。(次の起動が遅くなるため) また、このとき、CorelDRAW X7の最初の画面で終了しておくと良いかもです。(いつもそうなので)
僕もそこまで使ったことがない上にうろ覚えなので、これを見て不明点があれば先生に聞いてください。
その他メモ
・USBメモリを使わなくてもDropboxを共有しているのでそこからもファイルの受け渡しができます。