パナソニック(株)セミコンダクター社の寺西信一氏(情報センシング 研究委員会本委員長、本学会フェロー)が、 米国写真協会(Photographic Society of America)より Progress Medalを2011年9月24日に授与されました。
主な受賞理由は 「for his invention of the pinned photodiode, a high performance photosite for converting light into electrons」 です。 the pinned photodiode(埋め込みフォトダイオード)はCCDとCMOSセンサの両方で、 ノイズ低減、暗電流低減、残像抑制、電子シャッター、感度向上、飽和拡大と 大きな効果をもたらした技術であり、 ほとんどすべてのCCDとCMOSセンサで使用されています。
この賞は、1948年に設立され、今年で54回目となる伝統がある賞であり、 ウォルトデズニー、Jack Kilby、Robert Noyceらも受賞しています。 日本人としては、インクジェットプリンタヘッドの功績で受賞した 現エプソン社長の碓井稔氏に続き2人目の受賞であり、 イメージセンサ分野からはこれまでにE.R.Fossum、 W.S.Boyle、G.E.Smithが受賞していいます。 また、1952年には動画芸術への貢献でデズニーが受賞しています。
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