[[作業日誌]]


目次
#contents();

過去の日記 
-[[./自主課題]]
-[[./マイコンペ]]
-[[./2009年度]]

[[つくったもの>./つくったもの]]

*ご意見 [#y42b8a4b]
- main.lisはデマングル化されたシンボルを出してると思われまする。 -- [[nishino]] &new{2010-06-11 (金) 00:40:32};
- PSoCについてるのCコンパイラだから、デマングルなんかあるわけないじゃんorz
というわけで見たところ、main.lisはmain.oのアセンブリでした。(プロジェクト名).lstは実行可能ファイルのアセンブリでした。 -- [[nishino]] &new{2010-06-14 (月) 01:32:05};
- なるほど。てことはmain.cで書いた部分がどうアセンブリになってるのかな〜って思ったらmain.lisをみればいいのね。 -- [[komatsubara]] &new{2010-06-17 (木) 21:03:45};


#comment();
*6月25日 驚愕の事実の事実@SPI [#h5be481b]
SPIMのクロックの上限より大きな周波数で通信しようとした、のは間違い(ぁ
データシートを確かめたら、SPIMモジュールのクロックの半分の周波数が通信の周波数になるよう。
つまり8MHzをクロックに入れていたけど、実際の通信速度は4MHzで上限に収まっていた。
ということで、勘違いしていたけど、結果として上限に収まる値になっていた。

・・・当時なぜ気づかなかった〜〜

*6月21日 驚愕の事実@SPI [#h5be481a]
PSoCのSPIMのクロックの上限は4MHz。なのに、今作っている(使っている)プログラムは、8MHzで通信させようとしていた。(オーバクロック!)
・・・当時俺はなぜ気付かなかったんだろう?
・・・そして、なぜ動いてたんだろう?
・・・卒研発表これでやったよ
たまに素直に動かなくなったのもこれが原因なのだろうか・・?

とりあえずしっかり確認しながら設計をやっていきますorz

#通信速度を落としたときに、処理時間がデッドラインを超えないかが怖い・・

[[6月25日>#h5be481b]]の日記へ続きます。

*6月17日 [#ned44e01]
**ECOの周波数 [#w8bcddad]
アプリケーションノートのAN32200によると、ECO(32.768kHz)は732倍されて、23.986MHzとしてIMO(=Sys Clock)の周波数になるようだ。
つまり純粋な24MHzではない。
そのことを考慮すると、[[6月3日の日記>#jc39eab7]]は考え方が違ってて、動作自体は正しかったことになる。
 23.986M/12/200=9994.167Hz
で、もう一度計算してみると、23.986MHz / 11 / 218 = 10.0026kHz
実測は10.0024kHzだった。前回より10kHzに近い値になった。


**分周計算スクリプト [#w65405fa]
クロック周波数から、ほしいタイマの周波数を計算するのは大変なので、スクリプトを作ってみました。
すごいやっつけなので、使えないかもですが[[一応公開>http://merl.ec.t.kanazawa-u.ac.jp/micon-bu/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=clock.html&refer=komatsubara]]
*6月10日 [#t0c0c94c]
** PSoCのコンパイル結果 [#p11e1e04]
PSoCでc言語で開発して、コンパイルした結果のアセンブラファイルについて。
コンパイルすると色々なファイルが出てくるけどそのなかに、"main.lis"っていうのと、"(プロジェクト名).lst"っていうファイルが2個ある。
両方とも中身はアセンブラっぽいんだけど、それぞれどういう意味なんだろう・・?

**フラグの処理 [#r5fff154]
割り込みでフラグを処理したいっていう場面はよくある。
 //それぞれ、flgの値が0なら1に、1なら0にする処理
 flg = ++flg % 0x02;
 flg = ++flg & 0x01;
それぞれアセンブラで見てみると、
 
 flg = ++flg&0x01;
 --------
 add [_flg],1
 and [_flg],1

 flg = ++flg%0x02;
 --------
 mov A,[_flg]
 add A,1
 mov [__r0],A
 mov [_flg],A
 mov A,2
 push A
 mov A,[__r0]
 push A
 xcall __divmodu_8X8_8
 add SP,-1
 pop A
 mov [_flg],A

と、全然変わってきていた。
タイマ割り込み数をカウントするときとかも(2のべき乗の時だけだけど)後者が使えそう。

*6月8日 [#q2a741c3]
** _BV() [#n6770bba]
AVRマイコンのC言語の方言(?)に、_BV(bit)っていうマクロがある。
これは、
 #define _BV(bit) (1 << (bit))
という風に定義されている。
これ、実はすっごい便利。PSoCではデフォルトで定義されてないので、俺は自分で定義して使ってる。

 PRT1DR |= 0x82;
って書いてあるとなんのこっちゃ?って混乱してしまう。だけど、
 PRT1DR |= _BV(7)|_BV(1);
って書くと、あぁ、1ビット目と7ビット目を1にしたいんだな。ってぱっと見てわかる。
ほかにも、
 #define LED_blue 3
 ...
 PRT1DR |= _BV(LED_blue);
 PRT1DR &= ~_BV(LED_blue);
とか書くと、あぁ、青色LEDを付けたい/消したいんだなってすぐわかる。
PSoCは2進数が使えるけど、他のマイコンでは使えなかったり、2進数でも8ケタになると読みにくいから、あまり使ってない・・
他にも、AVRにはビット操作をするのに楽なマクロがいろいろある。
http://avrwiki.jpn.ph/wiki.cgi?page=Getting+Started+Notes+-+Ports#p9

** Timerの周期 [#yc76b746]
dataseetによると、
 OutputPeriod = sourceClockPeriod x (periodRegisterValue + 1)
となっている。
今たとえば、Sysclockを24MHz、sourceClockPeriod(VC1の値)を12のとき、
10kHzがほしい時は、periodRegisterValueを199にしなければならない。
今まで200を入れていたけど、厳密には間違いだったようだ・・orz
実測してみると、
|period|frequancy[kHz]|
|200|9.94438|
|199|9.99410|
約50Hzずれている。(10kHz/200= 50Hz)

*6月3日 PSoCで水晶を使う [#jc39eab7]

PSoC内蔵のクロックだけ(ILO)だと、最大+/-2.5%ずれる精度(accuracy)
ここで、外付けの水晶を使うと、さらに高精度(accuracy)になる、はず。
やり方はTechnical Reference Manual(http://www.cypress.com/?rID=3208 )に書いてあるけど、
Application NoteのAN2027(http://jp.cypress.com/?id=1029&rtID=5&rID=26009 )の方が詳しい。
#というか最初TRMだけ見てたらハマった・・

**手順 [#y2c6589f]
P1[0]とP1[1]の間に水晶を置き、それぞれの端子からコンデンサを付けてVddに繋ぐ。
Designerで、それぞれのピンの設定を以下のようにする。
| |Select|Drive|
|P1[0]|XtalOut|Hight Z|
|P1[1]|XtalIn|Hight Z|

グローバルリソースを変更
|32k_Select|External|
|PLL_Mode|Ext_Lock|


結論から言うと、P1[1]側に12pF、P1[2]側に100pFをつなげる(20 Pin SSOPの場合)。
PLLを使わない時は、TRMに書いてあるようにC1とC2(≒20pF)でいいんだけど、
実際使うときはPLLモードで使う(らしい)。
#ここは読んでてもなんとなくしか理解できなかった・・

**注意点 [#o8370c9a]
P1[0]とP1[1]は、プログラムを書き込むピンでもある。水晶をつなげたままでもプラグラムは書き込める。
ただし!実行させるときはMiniProgは外さないといけない。MiniProg容量負荷が大きすぎる?のか水晶がしっかり発振できない。
&ref(miniprog.jpg,,50%);
**結果 [#r6ebc1b1]
10kHzごとにパルスを出してみた。オシロスコープの周波数カウンタの表示。
|ILO(内蔵)|10.07kHz|
|ECO(水晶)|9.94434kHz|

-Accuracyは大体同じ値になった。
--#水晶〜端子間の基板レイアウトをうまくすればもっといい値が出た?
-Precisionは違いが出てきた。
--ILOが10.070kHz〜10.074kHzの値をうろうろしていたのに対し、ECOは9.94434kHzでずっと一定だった。

追記→[[6月17日の日記へ>#ned44e01]]
考え方が違ってて、動作自体は正しいです。

**参考 [#w4bda9c7]
ここのサイトがすごくまとまってました。http://bluefish.orz.hm/sdoc/psoc3.html


*6月1日 [#u830c0a1]
**オシロスコープ(TDS2024B)のUSBへのデータの保存 [#tfd4027e]
先生のページ(http://akita11.jp/plan/osc/ → Know-hows / Tips)に書いてあった。
手持ちの、Trancend 2GBではちゃんと波形を保存できました!
**PSoC timer8の割り込み周期 [#md49642f]
 グローバルリソース
 SysClk 24MHz
 CPU_Clock CycClk/1

 //割り込み関数
 #pragma interrupt_handler Timer8_ISR
 void Timer8_ISR(){
  //LEDモジュール
  LED_On();
  LED_Off();
 }

上の条件の時、タイマ割り込みの周期の上限は約46kHzだった。
これ以上の周期で割り込みをかけようと思っても、46kHzで頭打ち。留意しましょう。

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