PSoC1duino

概要


(Ver.1) (Ver.2: CQ出版Webショップで販売中) 制御アプリPSoC1term

ピン配置

Arduino PSoC1 (CY8C27443/29466)
D0-D7コネクタ
D0(RX) P2.0
D1(TX) P2.1
D2 P2.2
D3 P2.3
D4 P2.4
D5 P2.5
D6 P2.6
D7 P2.7
D8-D13コネクタ
D8 P1.0
D9 P1.1
D10 P1.2
D11 P1.3
D12 P1.4
D13 P1.6
GND GND
AREF -
A0-A5コネクタ
A0 P0.0
A1 P0.1
A2 P0.2
A3 P0.3
A4(SDA) P0.4/P1.5 (ショートピンで切替)
A5(SCL) P0.5/P1.7 (ショートピンで切替)
電源/A6-A7コネクタ
A6 P0.6
A7 P0.7
RESET XRES
3.3V 3.3V(レギュレータ出力)
5V 5V(供給された5Vそのまま)
GND GND
GND GND
Vin PSoC1等の電源電圧※Arduino Unoとは機能が異なるので注意

ICSPコネクタ

Cypress MiniProg用コネクタを接続します。 新品のPSoC1やブートローダ経由のプログラム転送に失敗したときのプログラム書き込みに使います。
1 VDD
2 GND
3 XRES
4 SCL
5 SDA

プログラムの転送

※(2013/01/11)転送時間の短縮のため、ブートローダを改良しました(ver2系)。すでにお使いの場合は、テンプレート・PSoC1termともに差し替えてください。

Cypress Application Note AN2100の方法(を改良した方法)で、UART経由のプログラム書き込みが可能です。 そのためMiniProg等のプログラム書き込み機を使わないお手軽なデバッグができます。 またプログラム転送と簡単なシリアルターミナルを統合したPSoC1term(2013/01/25更新Ver2.01)も配布しています。(※.NET Framework 3.5以上が必要です)(2013/01/25:Windows8での動作を確認しました) なお新品のPSoC1 (CY8C27443)には、ブートローダつきテスト用プログラムをMiniProg等で書き込んでください。

  1. PSoC Designerで新規プロジェクトを作成する
  2. 「既存のプロジェクトをコピー」を選び、プログラム作成用のテンプレート中の「PSoC1duino27443_Template」または「PSoC1duino27443_Template_with_Modules」を指定する。「PSoC1duino27443_Template_with_Modules」はボード上のUARTやLEDのためのユーザモジュールが配置済み。
  3. PSoC Designer 5.2以降では、boot.tplを更新する("Replace the boot.tpl")か聞かれますが、更新しない("keep the current boot.tpl")を選ぶこと。
    ※PSoC Designer5.4あたり以降だと、このboot.tplの更新をするかを聞かれず、自動的に新しいものに上書きされるようです。その他、書き込みはできるが動作がおかしい場合は、boot.tplが書き換わってしまっているのが原因のこともあります。これらの場合は、 上記テンプレート内にあるboot.tplをコピーしてください。boot.tplのバックアップを戻すか、こちらを参考に、boot.tplの必要箇所(4か所)を書き換えてください。
  4. 通常通りプログラムを作成(Device Editor、main.cなど)し、Buildする
  5. PSoC1termを起動し、PSoC1duinoのCOMポートを選択し、できあがったHEXファイルを指定して「Write」ボタンを押す。(書込対象プロジェクトが同じであれば、コンパイル後はWriteボタンを押すだけでOK)
  6. 転送したプログラムが実行される。PSoC1termのTerminalOpenボタンを押すと、シリアルターミナルが開き、リセットがかかってプログラムが実行される。ここではテキストまたはバイナリデータの送受信ができる。
(2013/01/25) CY8C29466での動作を確認しました。こちらのテンプレートを使い、書き込み時にはPSoC1termで「29466」を選択してください。 また新品のCY8C29466には、29466用ブートローダ付きテスト用プログラムをMiniProg等で書き込んでください。(このテスト用プログラムは3.3V用です。5Vで使用する場合はGlobalResourceのPowerSettingを変更してください)

設計データ

※以下のPSoC1duinoに関する以下のデータは、クリエイティブコモンズライセンスの「表示-非営利-継承(CC BY-NC-ND)」に従って利用できます。

※Ver1(Eagle形式回路図・基板データ)は、金沢大学 インタフェースデバイス研究室 4年生の大西陽氏が設計したものです

次バージョンでの更新予定


金沢大学 理工学域 電子情報学類 インタフェースデバイス研究室(ifDL) / Facebookページ

お問い合わせはこちらまで: akita@is.t.kanazawa-u.ac.jp