集積回路工学第2

おしらせ

「ディジタル電子回路」との違いについて

今期、「ディジタル電子回路」という講義(北川先生)があります。 こちらは、集積回路工学第2と共に、集積回路関係の一連の講義の一つですが、 内容が大きく異なります。 双方、それぞれ大切な内容を扱いますので、ぜひ「ディジタル電子回路」も 受講をおすすめします。 大まかな違いとしては、「集積回路工学第2」では演算器などのコンピュータの システム構成要素自体を対象とし、適宜それを構成するトランジスタの話も 出てきますが、「ディジタル電子回路」はディジタル領域での信号処理を基礎とする システム構成の話がメインで、トランジスタの話は出てきません。

講義の進め方

基本的に以下の各項目の順に座学講義形式で進めます。 途中、適宜課題(レポート)を出す予定です。 これらのレポートをすべて提出した上で、期末試験の成績を加味して 成績を判定する予定です。

教科書・参考書

教科書は特に指定しませんが、 前期の「集積回路工学第1」と同じ「VLSI工学−基礎・設計編−」(岩田・コロナ社)を 参考書として紹介しておきます。 また、これを補う本として「CMOS集積回路」(榎本・培風館)を 紹介しておきます。

質問等について

2B714室(北川准教授室の隣)に 来ていただいて構いませんが、不在のことがありますので、 事前にメールで 時間等の連絡をしてもらった方がよいかと思います。 あるいはこちらから 現在の在室状況を確認の上、来室してください。

講義のメモ

アカンサスポータルに 講義資料を掲載しますので、予習復習に活用してください。 また課題がある場合は、こちらとアカンサスポータルで掲示します。

※予定のものも含みます

  1. 第1回 : VLSI技術動向 (10/5)
  2. 第2回 : 加算回路(その1) (10/19)
  3. 第3回 : 加算回路(その2) (10/26)
  4. 第4回 : 減算回路・ALU (11/9)
  5. 第5回 : 乗算回路(その1) (11/16)
  6. 第6回 : 乗算回路(その2) (11/30)
  7. 第7回 : マイクロプロセッサ (12/7)
  8. 第8回 : SRAM (12/14)
  9. 第9回 : DRAM (12/21)
  10. 第10回 : ROM (1/4)
  11. 第11回 : 演算増幅器 (1/18)
  12. 第12回 : D/A変換器・A/D変換器 (1/25)
  13. 第13回 : 高周波回路 (1/28)
期末試験:2/2(火) 08:45〜10:15@105講義室
※2/1(月)は休講です
関連リンク
akita(at)is.t.kanazawa-u.ac.jp / akita(at)akita11.jp