B3の粟津です。
EC2019に参加させていただきました。初めての学会でとても緊張しましたが、準備から発表まで楽しんで取り組むことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。 B3で学会に行けると思っていなかったのでとても貴重な経験ができ、とても嬉しく思っております 。今回、一緒に作品を作り上げてくださった秋田先生、白井さん、井上さん、相田さんには感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
私たちは、”AugmenteDoor :扉を開ける動作のメタファに基づく映像提示システム ”と題しまして、ドアノブ型デバイスとARシステムを用いて、扉を引いて、扉の向こう側の世界を覗くというワクワク体験を実装しました。 デバイスを秋田先生、unity、通信面を井上さん、動画を相田さんと私という分担で作品を作っていきました。unityにはとても苦戦し、白井さんというunityのプロに何度も助言をいただきました。
はじまりは、別の”IVRC”というコンテストからでした。2,3月に参加させていただいた深圳ツアーで高須さんに”IVRC”というコンテストを紹介していただきました。興味があったので、同じく深圳ツアーに参加していたB3の相田さん、M1の井上さんに声をかけ、出場することを決めました。また、秋田先生がお手伝いしてくださるということで、とても心強かったです。IVRC2019に応募したのですが、残念ながら書類審査不合格となってしまい、来年のIVRC2020に向けて頑張っていくつもりでした。しかし、秋田先生が「学会に出してみたら。」とおっしゃってくださり、EC2019に出展することに決めました。
IVRCへの準備期間も含めて、5,6,7,8,9月の5か月間活動しました。毎日かなり濃厚な時間でしたが、終わってしまうとあっという間だったなと感じます。unityがなかなかうまくいかず、苦しんだこともありましたが、出発前日に無事デバイス・システムともに無事に完成して本当によかったです。
学会では、口頭、デモともに発表させていただきました。口頭発表での質疑応答では、質問にうまく回答できず、悔しい思いをしました。これは、経験が力になるときいたので、これを糧に次はしっかり回答したいです。あとから聞いた話ですが、ちょうど自分が発表するときがほかの発表時間より人がいたらしく、たくさんの専門家たちに発表することができ、なおかつ、意見や質問をいただけてとても素晴らしい経験ができました。
デモ発表では、台風の影響で中止になりかけたり、デバイスが壊れたり、ARグラスのレンズが取れたり、unityのbuildがうまくいっていなかったり、QRを印刷した紙が反射してQRが読み込まれないなど、ハプニングがいっぱいでしたが、なんとか扉を引く体験をしていただけて本当に良かったです。また、たくさんのアドバイス、ご意見、感想をいただくことができました。これらを踏まえて、これからさらに体験の質をあげたいと思っています。
発表以外にも、懇親会やワークショップを通して、たくさん勉強させていただきました。これを糧に、次回のIVRC、ECともにまた参加したいと思います。
余談ですが、懇親会でぷよぷよeスポーツのプレイヤーに選ばれて、久しぶりにぷよぷよをしました。結果的には2勝1敗で負けてしまいましたが、おもしろい実況とともにぷよぷよができて楽しかったです。