北海道で気配知覚研究会の皆さんとお話してきました

M1の森山大翔です。10/20にはこだて大学の気配知覚研究会の皆さんとお話ししてきました。

そこでは皆さんの研究の進捗やこれまで作ったものの紹介をしてもらったので紹介します。

↑は距離センサとモーターを使って正面にあるものまでの距離を指の角度で知らせてくれるデバイスです。凸凹しているものの肌触りなども感じることができます。レーザーポインターがついていて、今どこの距離をとっているのかがわかるようになっています。

↑は前のデバイスをモーターではなく電磁誘導を用いて再現しようとしたもので、距離によって指に接している場所が突起するものになっています。距離を感じにくく、改良が必要とのことでした。

↑はバケツの中に気圧センサが入っていて、机や地面、ドアが開いたときなどに上に乗っている風船が揺れることによってバケツ内の気圧が変化して音が鳴るというものです。かなり敏感に気圧の変化を取得していて驚きました。人が部屋に入ってきたことや、動いたことを視覚障碍者に伝える手段として面白いものと思いました。

写真に撮り忘れましたが、ほかにも近くにいる人の心拍を測るセンサを用いて、人形を同じように呼吸や動悸させるものなどがありました。

<今後について>

2月末ごろに展覧会をやるそうなので、そこで自分も出品できるようにします。

デザインフェスタvol.60に出展しました!

4年の山本ひなたです。
タイトルにもあるデザインフェスタは、出展者7000人くらい、来場者は10万人(見込み)の年2回開催される国内最大級のアートイベントです。イラスト、ファッション、インテリアなどジャンルを問わず、またプロアマ関係なく出展できます。
そんなデザインフェスタに先日11/16,17に出展者として参加してきました。
(基本的に写真撮影禁止なので写真がないですが、すごい盛り上がりなので実際に見てみてほしいです)

私はおもにイラストのジャンルで出店しました。こんな感じです。

頭にお花をつけていますが、デザフェスには頭に何かつけている人がたくさんいます。
頭に何かつけると、たくさん声をかけられて人気者になれます。

<嬉しかったこと>
今回、初めて私のファンみたいな人が現れました!
ファン1:SNSでかわいいと思って、場所をわざわざメモしてきてくれました。ですが意外とその方の連れの方に作品がハマったみたいで、大量購入&帰りにももう一回来てくれて購入&SNSで投稿&DMをくれました。
ファン2:「友達がすごい好きなので、買っていきます!」という人がいました。
ファン3:「前も買ったんです!」っていう人
他にも、これ持ってるーとか、見たことあるーっていう人が何人か現れて、全部初めてだったのでとても嬉しかったです。続けた甲斐がありました。

<反省点>
前回、コースターなど売れずイラスト系がたくさん売れたので、今回はイラスト系商品をたくさん作ったのに、逆にコースターや巾着が一番売れました。要因としては場所が考えられます。前回は便利グッズだったりインテリア、少しイラスト系もあるみたいな場所にブースに会ったのですが、今回はバリバリイラストエリアで、人気イラストレーターも周りにたくさんいるみたいな状況でした。次回からはそう言ったことも考慮したいです。

出展者としてはこんな感じで、今回はお客さんとしても結構楽しめて、総じて楽しかったので良かったです。

これは購入品です。隣のブースの人に書いてもらった似顔絵が一番お気に入り

前売り券800円なので、皆さんも機会あれば行ってみてください!

IST2024(WU)

2024/6/6-7

It’s WU from M2.
I’m really appreciate to have this opportunity to present my preliminary work in IST2024 Niigata this time.
through this experience, i had the opportunity to meet many excellent researchers from different fields, which broadened my understanding and perspective on various disciplines. i also enountered some widely used technologies in industry that i hadn’t known before, such as SHAP, a game theoretic approach to explain the output of any machine learning model.(based on the number of stars this project has, it must be a really well-known tool lol)

additionally, attending various research experiments provided me with valuable insignts into how to design a reasonable experiment, including what aspects to consider and how to compare expected results with actual outcomes.

although my presentation had some shortcomings, such as not explaining the model’s composition and selection, it was overall a great experience. i especially noticed that as researchers, we all have similar doubts when facing a new research direction. in summary, i’m really happy to have had this presentation experience, and it has helped me indentify the issues i need to address for my next presentation, enriching my experience.

IST 2024 in Niigata(HUA)

Hello everyone, I’m HUA (M2), on June 6th and 7th, we attended the IST conference in Niigata. I felt incredibly honored to have this opportunity to participate in this event. Although the conference lasted only two days, I found it immensely rewarding. Listening to the presentations, I was deeply impressed by the participants’ expertise and their ability to use advanced research and technology to solve problems. Despite the presentations and slides being in Japanese, I was able to understand most of the contents.

Presenting my own research was a challenging  experience, especially since it was my first time presenting at such a conference. I was very nervous, but I managed to complete my presentation. This experience made me aware of my own shortcomings and the areas where I need to improve. I know I still have a lot to work on, and I am determined to improve and refine my research in the future.

I am very grateful for the opportunity to attend this event. It provided me with valuable insights and the motivation to continue improving. Additionally, this was my first visit to Niigata. The city felt quite different from Kanazawa. Despite the short visit, we managed to explore a bit and experience a new city while attending the conference. It was a delightful and enriching experience overall.

デザインフェスタに出展しました

4年の山本ひなたです。
2024/5/18,19の「デザインフェスタvol.59」に出展者として参加してきました。

毎年5月、11月に開催される、出展者各日6500ブース、(見込み)来場者10万人、アジア最大級といわれるアートイベントです。


デザフェスには過去2回参加したことのある大好きなイベントですが、出展は初めてです。写真は、ブースの様子と商品一覧です。結果だったり細かな反省はゼミで発表したとおりです。

ガチャガチャは子供が喜んで結構やってくれました。朝に回したのに帰りにも来て、「まだある!やったー!めっちゃかわいい!」ってまた回してくれた子とか、お小遣いの500円全部つぎ込んでくれた子とかいて、すっごい嬉しかったので忘れないようにしたいです。あと、買ったものをSNSに投稿してくれた人が何人かいたのですが、初めてだったのでとても嬉しかったです。
ブースなどの撮影が基本禁止で写真がないですが、コロナ明けもあってか昨年よりもさらに人が多くてすごかったです。エスカレーターに乗るのに長蛇の列に並ばなきゃいけません。
イラストだけじゃなく、光るものとか、フィギュアとか、服、アクセサリー、グルメ、なんでもあります。変わった格好をしている人もたくさんいます。レーザーカッターや3D プリンターで加工したものを売ってる人もいます。みんな作ること表現すること大好きで、最高な空間です。

私も販売の合間に少しお買い物しました。
機会があればぜひ遊びに行ってみてください!

(山本)

JAGRI九州に参加しました

こんにちは、金沢大学先導学類3年の善行政光です。先導プロジェクトのインターンに関連して、2024年5月22日から24日にわたって行われたJAGRI九州に参加しました。

展示会では多くの出展社がそれぞれの商品やサービスを紹介していました。見学者は歩きながら見ていき、1展示あたり概ね数秒で評価し立ち止まるか判断することになります。そのため、展示の仕方などに工夫を加えなければどんなに良い製品でも通り過ぎてしまいます。短い時間でその商品のことを理解してもらうためには、人が集まっているブースを見ていくと「なんの価値があるか」「誰向きなのか」が一目瞭然であるという共通点がありました。

展示の仕方以外でも商品の説明に関してただ単純にグイグイと行くのでは逆に製品を見てくれない原因になることが分かりました。

また製品の説明をするうちに農家さんの意見や開発段階の製品の価格帯のヒアリングが出来て良かったです。

期間中、山下弘幸さんのセミナーに参加しました。時代を追いながら令和の農家の形を教えてもらっいました。これからの農家の形は営農をしながら自ら新市場の開拓が必要であるようです。様々な事例を元に新たな農業の形を知ることが出来ました。

長崎県の県庁の方に製品説明をしたところかなり好印象でした。行政の方々とのコネクションはこのような展示会でないとなかなか手に入れることはできなません。展示会の高額な出店料の費用対効果を感じました。

【展示会を通して】

農業のスマート化、技術の高度化が進む中スペックの高い便利な農具が次々にうまれていっています。しかしそれに伴い、製品の価格は高騰し操作は複雑になり一部の人からは使いづらくなってしまっていました。製品の利用する人々は年齢層の高い農家であるのにも関わらず、です。ヒアリングを続けたことで改めて分かったことでした

これからもインターンを続ける上で今回学んだことを活かして行こうと思います。(善行)

新歓タコパ2024

新年度が始まって、新メンバも増えました。今年は融合学域からも学生さんが来たりと、にぎやかになりそうです。今年は時期の関係で2回に分けて新歓をやりました。

1回目は、今年度から社会人博士後期課程の学生になった高須さん。入学式にあわせて金沢に来ていたので、いるメンバで。日本語、英語、中国語、インドネシア語がごちゃまぜの会でした。(この時点では4年生の配属がまだ決まっていないので4年生はいない)

2回目は、4年生の配属も決まり、落ち着いた頃に。結果として新M1(いずれも今年度からウチの研究室にきた)と4年生、つまり本来「歓迎される側」だけでも新歓になりました。コンセプトは「ゴージャスなタコパ」、というわけで、お好み焼きともんじゃ焼きもやってみました。

円滑な人間関係は充実した研究生活の基礎です。よい研究活動を進めていきましょう。(秋田)

インタラクション2024を聴講しました

M1の白谷です。

3月6日から8日にかけて、東京の一橋記念講堂で行われたインタラクション2024を聴講してきました。今回は発表者ではないので、見ていて気になった発表をいくつか紹介します。


1つ目は、7日に発表されていたTranstiffです。これは棒の先端付近に硬軟変化関節を備えたもので、デモではタブレットのタッチペンとして体験させていただきました。

硬さが変わるため、ペンのようにも筆のようにもなる面白いデバイスでした。固いタッチペンは普及していますが、筆のような柔軟なタッチペンは見かけたことがなく、体験してみても不思議な感覚でした。

2つ目は、8日に発表されていたTaste Colorizerです。これは映像から物体検出AIで飲食物を検知し、GPT4-Visionで味を推定した上でその味の液体を出力するというものです。単に味を出力するだけでなく、味の推定結果を映像に載せて保存することで、映像上の飲食物をタッチするとその味が出るというギミックが特徴的だと感じました。

AIを使うため、多くの具材を含む食品や、品種の微妙な違いを再現することは難しいそうですが、今後学習が進むとその課題も解決する可能性を感じました。

3つ目は「 ChatGPTを利用したプログラムの翻訳による プログラミング学習手法の提案」というポスター発表です。

これはプログラミングを苦手とする学生に、C#のコードを日本語に翻訳して提示してみるというものです。プログラミング言語の関数名や変数名は基本的に英単語を基にしていますが、そのせいで日本語話者にとっては関数・変数名→英語→日本語という翻訳を余儀なくされ、英語が苦手なためにプログラミングも苦手とする学生がいるというのが背景にあり、関数名や変数名を日本語にすれば解決するのではないか、という提案でした。

翻訳が一定しないためコーディングには向かないとのことでしたが、初学者にサンプルコードを読ませる時には有効だったそうです。プログラミング言語も言語なので、疎かにされがちだが本来は読解の講義が必要だ、とおっしゃられていたのが印象的でした。

今回の聴講を通じて改めて研究分野の幅広さを感じ、刺激になりました。聴講の機会を与えてくださった先生に感謝いたします。


INTERACTION 2024に参加しました(尾瀬)

こんにちは、来年度から修士2年になる尾瀬です。

今回は今年の3月6日(水)~ 3月8日(金)に開催された シンポジウム、INTERACTION 2024にデモ発表者として参加しましたので、その報告を行いたいと思います。

私のデモ発表は1日目にありました。デモを体験してくださった方々からさまざまな感想や意見など貴重なフィードバックを得られたほか、類似研究に携わる参加者との意見交流など、普段はなかなか得られないような知見を得ることができました。今回の発表を機に見つけられた反省点やフィードバックをもとに、今後の研究内容をより洗練していきたいと思います。
(準備や対応に忙しく、自分のデモ発表ブースの写真を撮り忘れてました。すみません…)

2日目・3日目はデモ展示の体験や口頭発表・講演の聴講を行いました。
私の研究と類似の分野であるVR技術を使ったものや、視線入力を使った研究もあり、非常に有意義な経験ができました。個人的に印象に残った発表をいくつか写真付きで紹介したいと思います。

アイトラッカーとVRコントローラを組み合わせたポインティング手法の研究です。
タッチパネル上にホログラムのような空中像を表示し、インタラクションを可能にした研究です。
スライムを模したクッションをVR空間内のスライムと同期させ、視覚と触覚のインタラクションを可能にした研究です。

 以上で報告を終了します。最後になりますが、今回得られた知見を来年からの研究活動に活かし、よりよい研究成果を残せるよう努めていきたいと思います。

INTERACTION2024 (WU)

I am very happy to participate in this year’s Interaction Symposium. I saw a lot of excellent works and also learned from different developers about different ways of thinking in the field of HCI. The following is my summary of the symposium this time.
Many of the works presented made me feel the breakthrough of interaction ways, and also made me understand the importance of exploring different interaction ways. I used to think about new interaction methods from the perspective of practicality and problem solving all the time, by that way, my thinking has been limited to existing interaction methods and problems, at the same time I used to do not understand the significance of some new interaction methods that cannot be directly applied. Through these days’ study, I realized the importance of breaking through new interaction methods, and that the research on interaction methods should not be limited to the expansion and enhancement of the existing methods, but needs to explore the possibilities in all aspects, no matter it can be used right now or not. Meanwhile, i kind of understand the difference between research in HCI and regular develop in HCI. The main purpose about research in HCI is to provide the novel ideas and technologies and see what it could be used in the future, it’s about showing the unlimited possibilities no matter how uncanny it is. This field is full of imagination and innovation.

Some of the works in this symposium cleverly utilize the physical properties of different substances as a medium for interaction, such as ice, iron power or screen windows.

interaction by using various material with different physical properties

In the terms of gesture interaction, different developers have proposed multifaceted interaction methods from different perspectives. Utilizing existing systems to recognize and learn gestures allows non-signers to communicate with signers. Utilizing gesture information for expansion. Or to solve the problem of improving the experience of practical interaction in virtual space etc.

Through conversations with different developers, we all explored and researched in different directions in which we are interested, and I was also very happy to learn from them many different ways of thinking, as well as many different development mediums and technologies.
I am very happy to have this opportunity to visit the symposium, happy happy happy ^^.