こんにちは。M2の山村聡史です。
8月24日から26日にアメリカのボストンにてAVIC2016があり、秋田先生とともに発表者として参加してきました。
学会での英語のオーラル発表は初めてな事や、台風による飛行機の影響等不安もありましたが、初めてのアメリカという事で出発前から非常に楽しみな学会でした。
アメリカ到着早々入国審査にて、審査官の機嫌が悪かったのか、指紋を取るところでめちゃくちゃキレられてしまいました。人差し指から小指の指紋を取るときに指を広げていたのが原因の様だったのですが、「そろえてね」という指示もなく、いきなりブチ切れたのにはびっくりして萎縮してしまいました。結局、「なんか悪いことした?」と聞いたらしぶしぶ指紋を取り直して通してくれました。
何はともあれ無事(?)アメリカ入りでき、次の日からの学会に臨むことが出来ました。学会は参加者の多くが日本人の先生や学生でしたが、国際学会という事で、当然挨拶や進行などはすべて英語でした。自分は正直あまり英語に自信がなく、昨日の事もあり大丈夫かなと思っていましたが、講演内容も含めてそれなりに聞き取ることが出来たのは意外でした。
一般発表は発表時間20分+質疑応答5分という、普通~やや短めのスケジュールで行われました。
自分の発表について、英語に関して不安はありましたが、あまり緊張しない性格である事と事前に原稿を作っていた事もあり、それなりにうまく出来たのではないかと思います。質疑応答については自分の理解不足のため、あまり適切な回答が出来なかったのが若干心残りではあります。
今回国際学会に初めて参加して、いろいろと新鮮な経験が出来たと思います。人前で英語で話す機会を得られたこと、技術的な発表での様々な言い回し、聞き手がどんな事に興味を持ちどのように聞いてくるのか等、普段日本ではなかなか体験できない事を学べて、非常に有意義なものであったと思います。
学会以外に関して、ボストンは海沿いの町で景色が非常にきれいで、特に夕日を背景にしたチャールズ川の橋の上からの眺めは絶景で感動しました。街並みもヨーロッパの様に赤レンガの趣ある建物が多く残っていて、街中を散策するだけでも非常に楽しかったです。料理はシーフードやハンバーガー等のアメリカ料理がめちゃくちゃおいしかったです。
夕日のチャールズ川とヨット
MITやハーバード大学のキャンパスも見学に行きましたが、どちらも歴史を感じさせる建物ときれいな芝生に覆われていて、様々な人種の学生たちが晴天の下ベンチで談笑している様子は、正に「ザ・キャンパスライフ」といった感じで非常に眩しかったです。
今回のボストン旅行は、勉強の面でも文化体験の面でも非常に多くの貴重な経験ができ、大変記憶に残るものになりました。また、ボストンやその他の州にもぜひ行ってみたいと思いました。