INTERACTION 2025に参加しました(尾瀬)

こんにちは、修士2年の尾瀬です。(今年度卒業生です。)

今回は2025年3月2日(日)~ 3月4日(火)に開催された シンポジウム、INTERACTION 2025にポスター発表者として参加しましたので、その報告を行いたいと思います。

私のポスター発表は1日目に行われました。発表中、さまざまな聴講者の方から意見や指摘をいただき、意義のある交流ができたと感じています。特に、私の研究の関連分野(VR技術・視線入力など)に詳しい方や類似の研究発表をされている方々とは、研究内容の課題や発展性について議論することができる、とても貴重な機会でした。(写真は私がデモ動画を使って説明している様子です。)

2,3日目はデモ展示の体験や口頭発表・講演の聴講を行いました。
その中でも、いくつか印象に残った研究発表を取り上げて紹介したいと思います。

1つ目は視線を用いたかな文字入力の研究です。
こちらの研究では、提案手法により、文字入力の速度および制度の向上を図っています。

2つ目は自動車の前部にディスプレイを設置し、運転手の目の向きを表示することで歩行者に運転手の意図を可視化させる研究です。一般的に普及させる上では課題が多いものの、とても意欲的な発想で感心を受けたため、ここで取り上げさせていただきました。

3つ目はVRスポーツの活用に焦点を置いた、野球のキャッチャーミット型デバイスの研究です。
音を振動に変換させる「実世界音振動」と、振動の提示位置を工夫することで体験のリアリティを向上させることを可能にしています。

以上で報告を終わります。私は今年度で卒業のため、研究活動も終了となりますが、今回の発表内容が来年度以降の類似研究の一助となれば幸いです。また、研究活動を通した交流は非常に学びが多く、今後も機会があればこういった活動に携わってみたいと感じられました。最後になりますが、大学院の2年間で得られた多くの学びや反省を今後に役立てられるよう励みたいと思います。

インタラクション2025に参加してきました。(小田波)

こんにちは!先導学類の小田波優矢です。

3/2-4にかけて、東京一橋記念講堂で行われたインタラクション2025にデモ発表という形で参加してきました。今回は、自分の発表の振り返りとほかの方の発表で印象に残ったものを紹介したいと思います。

【自身の発表】

まずはわたくしの発表の振り返りと紹介をさせてください。私は秋田教授と共同で制作をした、生理痛疑似体験装置を用いて、「生理痛疑似体験装置の開発とそれを用いた生理への共通理解の促進」について発表してきました。生理痛の体験!ということで、みなさん興味をもって下さり、発表時にはたくさんの人がいらっしゃいました!そこで、いらっしゃった方との印象に残ったやりとりや感想をピックアップして紹介したいと思います。

・「いつもこんなに痛い体験をしているの…???」「まあまあ。もっと痛いときもあるし、痛みだけじゃないよ。」

男性と女性の二人組でいらっしゃった方々のやりとりです。男性の方が体験して、痛みレベル20でギブアップ…。腰を曲げてしまう、立っていられない。という感想をいただきました。その後、女性が体験。はじめは急に来る痛みからびっくりしていますが、痛み自体は我慢できている様子。このふるまいに、男性が発したのが「いつもこんなに痛い体験をしているの…???」という言葉でした。女性からすると、痛みを我慢したりすることに普段から慣れているそう。また、痛みだけでもないという会話も個人的に印象に残っています。

自分がこのやりとりが印象に残っている理由は、まさに今回自分が論文として出した、共通理解への促進ができたこと。痛みを体験して終わりなのではなく、生理に関心をもって、共通理解のために会話しようとしていることを目の当たりして、自分がやりたかったことがこの装置によってできているなとうれしく思いました。

・「先行研究との違いは何ですか?」

この装置自体は先行研究があります。本研究が、装置面と取り組み面において、どう先行研究と差別化されているのかを何度も聞かれました。その時、私は装置面の差別化を説明してしまいました。今回は装置のリアリティの追及が目的ではなく、あくまでこの装置は手段として、生理へのっ共通理解を促進できるような取り組みを同時に行っていることが先行研究とは違うところだ!というところをもう少し説明できればよかったなと反省…

もしまたこういう機会があれば、次は装置はもちろん、その後の展望まで堂々と説明できるようにしたいです。

【ほかの方の印象に残った発表】

  • ほぼ日さんのアースボール

大学のデモ発表ではないのですが、この発表はとても印象に残っています。その理由は、開発という面で素晴らしいのはもちろん、その後の展望まで見据えていたからです、発表内容は、一見ただの地球儀ですが、それをカメラをスキャンすると、様々な内容で地球や各国が紹介されるというものでした。天気や各国のデータ、恐竜がいたという情報まで!様々な情報が書かれていて、これは社会で大きな影響を与えられるのでは…?!と印象に残っています。

  • 子供に向けた平易な演奏体験を提供するインタラクティブな音・映像インスタレーションの制作

この発表が印象に残った理由は、体験の時間に対してのインパクトや愛着感が強かったことです。内容は、自分でタブレットに絵を描くと、それがモニターの画面上にキャラクターとなって登場…!!そのキャラクターをモニター越しに触れると、音が鳴る!という発表内容でした。自分で絵を描く楽しさと、自分のキャラクターにふれると音が出る!という二つのインパクトから、とても印象に残っています。また、絵を描くということも、音が出るというところもそれほど時間がかかっていないことから、気軽に愛着をもって体験できる発表でした。とても楽しかった…!!

インタラクション学会は様々な方が参加されていました。多様な方が多様な研究をどう社会につながるのかを発表していたのが、かっこいいなと印象に残っています。自分自身、学会というものが初めてだったのですが、学会というものに対してのイメージが変わりました。自分の好きなことを研究するのはもちろん、それがどう社会に影響しているというところまで追及するという姿勢は大学を卒業しても、持ち続けたいです。

改めて、このような貴重な機会をくださった、秋田教授に感謝いたします、ありがとうございます!

INTERACTION 2025に参加しました(中田)

こんにちは、B4の中田です。

3/2(月)~3/4(火)にかけて、学術総合センター内 一橋記念講堂で行われたINTERACTION 2025でポスター発表を行いました。ついでに色々な発表も見てきたので、気になった研究をダイジェストで紹介していきます。

ポスター発表

今回、卒研の成果について発表を行いました。

最初の方はあまり興味を持ってくれる人はいなかったのですが、そのうちスタックチャンを知ってる人が何人か足を止めてくれました(初めて足を止めてくれた人はほぼ日の方でした。名札見たら金色で「SPONSOR」って書いてあった…)。発表について、様々な感想や意見を頂きました。大変貴重な経験でした。

それはそれとして、スタックチャンの研究をしてる人が私以外に2人いました。意外といるもんなんですね…。

登壇発表

続いては、登壇発表から気になった発表をいくつか紹介していきます。

【UltrasonicWhisper+: 超音波によるヒアラブルデバイスへの可聴音生成攻撃手法の提案】

いわゆる、外部から音を取り込むタイプのイヤホンに超音波を聞かせると、イヤホン側の処理で実際には存在しない可聴音が生成されるという事象に関する研究。だいぶ衝撃的でした。特に、実際とは違う歩行者信号の音とかを生成されると事故の原因にもなりますし、だいぶ危険度が高いんじゃないかと思います。実際に会場で生成された音を聞きましたが、ほぼ聞き分けできなかったです。

【スマートフォン用ウェブページとアプリにおけるタップ成功率推定ツールTappyの実用化】

スマホを誤タップしたことを察してリカバリ手段を提示する研究。誤タップをやらかした時の顔や手の動きなどでそれを察知し、リカバリを提示するというもの。支払いの画面とかで誤タップしたときに確認画面が出てくるだけでも十分に便利じゃないかと思いました。ちなみに、ユーザーが誤タップだと気づいていない場合は効果が無いです。動作のマイナスをゼロに戻すための補助。

【視線共有機能を備えた3者ビデオ会議における消極的発話者の思考外化支援手法(招待)】

ビデオ会議でよく黙ってしまっている人の意見を他者に伝える手法の提案。ポジティブな意見はそれに注目する時間が長い(既存研究)ことから、長く注目されている意見(付箋)ほど色が濃くなるようにするというシステムを使った実験。実際に長く注目されている意見に決定されることが多かった…が、逆に言うと長く注目されると逆にそれが良い意見であると錯覚させられるのでは?というのが感想。むしろ意見の誘導に使えてしまうんじゃないかと思ったり。

インタラクティブ発表

続いて、インタラクティブ発表(デモ・ポスター)で良かったものをいくつか紹介していきます。楽しすぎて全然写真を撮っていなかったので、文字だけでの紹介です…。

【現実空間とCG空間を往来するミニカーコンテンツの開発】

トミカをスキャンして、スキャンしたトミカで簡易的なレースゲームができるというコンテンツ。トミカの場合、形がある程度単純なので、前後左右+上方向からの5枚の写真だけでモデルを作ることができていました。バンダイがガンプラをスキャンして仮想空間上に再現する試みを行っていますが、形が単純なトミカであればかなり良い感じにできそうでした。透過はグリーンバックで行うことが多いですが、この発表では白と黒の2通りを用意して撮影しているとのこと。理由としては、緑色のミニカーもあるからというもの。成程となりました。

【デジタルツインを活用した小型ロボットとテクスチャを組み合わせた情報提示手法の探索】

toioを使った組み換えロボットを使った研究。toioを現実空間で動かすとUnity上でも動き、逆にUnity上のシミュレーションから現実のtoioに動きを再現させることも可能。位置や動きを細かく認識できるtoioならではの研究だと感じました。また、組み換え部分は板バネを使っているということでした。私も組み換えロボットを作っているので参考になります。

【シリンジ操作を実現する7自由度ワイヤ駆動型力覚提示装置の試作】

ワイヤで動作する3軸の移動+3軸の回転+シリンジの押し込みで注射器(シリンジ)のシミュレーションを行う装置。現実でシリンジを動かすとシミュレーション上でその通りに動き、逆にシミュレーション上でものを取ったりすると装置の方に反映されます。ワイヤがどれぐらい引っ張られたかの回転角で6自由度を計測しているそうです。今回のやば技術枠。

【Sketch2Joints: スケッチベースロボットアームのデザイン支援インターフェースの研究開発】

キャンバス上で、回転軸とそれを繋ぐ線を描くとその動きをシミュレーションでき、さらにロボットアームとして3Dモデリングできるというもの。軸を繋ぐ線に関しては曲線でも問題なくできていました。すごい。3Dモデリングに関しては軸のみだったので、モーターとかも併せてモデリングしてくれるとすごく便利になりそうでした。

【Ties Bind:噂した誰かとの繋がりや親近感を感じさせるインタラクティブアート】

「誰かが自分のことを噂していたらくしゃみする」というのを物理的で強制的に再現したもの。Twitter上で自分が言及されると装置が作動して、鼻に胡椒を送り込み、強制的にくしゃみさせるという仕組みです。デモでは装置に顔を当てる感じでしたが、プロトタイプではマスク型にしていたとのこと。メイカーイベントに出したらめっちゃ受けそう。

【火縄銃への理解を深めるためのMRインタフェース】

MRで火縄銃の構造・撃ち方・歴史を総合的に学ぶシステム。実際に引き金を引いたら火縄銃がどのように動作するかがよくわかって面白かったです。今回のシミュレーションは引き金を引いたときに動作する部分だけだったので、実際に着火してから弾丸を撃つまでのところも同様に再現してほしい所です。今後に期待。

【思い出を体験する VR 日記】

文章と位置情報を記録しておくと、その場所の景色をVR空間で表示する、次世代の絵日記。を実現するために、GoogleパノラマビューをGANで当時のような状況にGANで加工して表示するといったもの。ただし、GANで加工した場合は細部の情報量が減ってしまう(パノラマビューでははっきりと映っていた自販機が自販機のようなぼやけたものになってしまう)など、超解像を適用してもかいけつできなかったようなので、そのあたりが今後の改善点と言えるかもしれません。空だけでも天候や時間帯を変えるとうまいこといくかも?

まとめ

今回は発表を抜粋して紹介しましたが、会場では他にもたくさんの発表がありました。様々な分野で様々な切り口からの発表があり、成果発表の場としてだけではなく、特に卒研配属前のB3より下の学生にも見てほしいと強く感じました。このブログを見た人でINTERACTIONに参加したことが無いよって人はぜひ参加してみてください。

EC2023に参加しました

こんにちは!M2の坂本隼です。

EC2023( Entertainment Computing 2023)に参加しましたので、参加レポートを書いていきます。URLはこちら -> ec2023.entcomp.org/

開催期間が8/30~9/2で、東京工科大学八王子キャンパスにて行われました。広大な敷地の中に建物が並んでおり、移動が大変そうだなと傍から見て感じていました。では早速ですが、レポートを記します。

自分は3日目にデモ・口頭発表がありました。デモではマイコンの動作不良から動かすことができず、コンセプトの説明がメインとなりました。反省として今後ないように解決策を考えていきます。一方で実際の物を見てもらうことによる意見を多く得ることができました。特に自分にはない多角的な視点での発想や意見(例えば格ゲーのコントローラなど)を多く頂けたので、今後の参考にしていけたらと思います。

他のデモ・口頭発表で心に残った作品を2つ紹介します。

「 IoTプロトタイピングを円滑にするハードウェアと連携したFigma拡張の提案」(
id.nii.ac.jp/1001/00227380/ )Figmaに拡張機能としてM5stickCに接続されたセンサを連結させることで、IoTのプロトタイピングを円滑に行うという研究です。デモを見に行ったところ、想定していたデモが1つ動かなくなったためにかわりのデモをこのシステムを使ってその場10分で作ってしまったという話を伺い、強くこころに残りました。

口頭発表では、特選セッションにも選ばれていた「
3Dプリンタを用いた封蝋表現手法の研究 」(
id.nii.ac.jp/1001/00227385/ )です。現代ではあまり使用されていない娯楽の1つのような扱いとなっている封蝋をだれでも使用しやすくしたものである。フィラメントを射出し、ノズル横にある型をフィラメントに押し付けることで封蝋を表現している。3Dプリンタで封蝋という発想、そして手軽さを感じた研究でした。

他にもデモ・口頭発表を聞く、行うだけでなく、実行委員による推しデモの発表があったことから見られなかったデモの体験内容だけでなくどこがよかったかという選定された理由も併せて聞くことができ、視点や考え方の参考となりました。

簡単ではありますが、以上でレポートを終了いたします。今後は修論、そしてインタラクションに向けて頑張っていきます。(坂本)

AMAZING OGAKI MINI MAKER FAIRE 2022

Hello everyone, I’m Danu (M2) , Master Student in Interface Device Lab at Kanazawa University.

In this post I want to share My experience when I attended a technology exhibition event that took place in the city of Ogaki

I took part in this activity when Prof. Akita informed him that he would be participating in an event as an exhibitor at a technology exhibition called Ogaki Mini Maker Faire 2022 Japan and needed help preparing things for this activity. At first, I was doubtful because I couldn’t speak Japanese whether it was possible to take part in the activity. However, Prof. Akita allowed me as an international student to participate in order to gain experience and new things in these activities.

Of course, I’m not alone in this event. My 3 Lab mates Named Mr. Sabirin (D2), Mr. Shiraya(B4), and Mr. Tokuda (B4) helped run this event smoothly.

As the name implies, this event was held at Softopia Japan Center in Ogaki City, Gifu Prefecture. This event lasts for 2 days, namely Saturday and Sunday, 3-4 December 2022.

Ogaki Mini Maker Faire 2022

So many technologies at this event maybe I will share technologies or projects that are very interesting to me.

1.Ros Rober by K_Miura

Mobile Robot Using Lidar and Ultrasonic Sensor

This project is a robot in the form of a 2-wheeled car where this robot can recognize or describe the circumstances around it, for example obstacles or walls. This robot uses Raspberry Pi as a microcontroller, lidar and ultrasonic sensors to detect whether there are obstacles around it and detects the distance between the robot and the object. Not only does it calculate the distance, but the shape of the surrounding conditions will be displayed using the ROS (Robot Operation System) application.

2. MicroMouse Robot by まついのまうす製作所

Micromouse Robot
Track or Maze for Micromouse Robot

Micromouse is an autonomous small mobile robot where this robot can search and analyze which path to take to reach the finish line. This robot is often used for competitions. Equipped with a microcomputer and sensors, this robot will not hit a wall and can be the fastest way to reach the finish line.

There are many other projects that are no less interesting, but I can’t share all of them. There was an unexpected moment for me when I visited one of the exhibitors named Ksasao (Brownie). I remember this name is a creator who made a very detailed tutorial about M5stickV, and I happened to use M5stickV when I was taking My Bachelor Degree. I am very grateful to him for being kind enough to share his knowledge.

Me (Danu ) and Kazuhiro Sasao ( @ksasao/ Brownie )

Lastly, thank you for reading this post, I hope you get new insights and can be useful in the future.

Written by Danu on Saturday December 17 2022, in Kanazawa, Japan.

My First Time Visiting Technology Exhibition in Japan: Ogaki Mini Maker Faire 2022

Hello everyone, I’m Sabirin (D2), a Doctoral Student in Interface Device Lab at Kanazawa University.

In this article, I want to share my wonderful experience when visiting Ogaki Mini Maker Faire 2022.

One day, after a research seminar, Prof. Akita said he would participate as an exhibitor at a technology exhibition named Ogaki Mini Maker Faire 2022 in Japan. He invited students who wanted to attend the event.

At that time, I was interested and asked Prof. Akita if I possible to attend that event or not. Finally, I was able to attend that event. Other students also interested and join with me in that event, namely Mr. Danu (M1), Mr. Shiraya (B4), and Mr. Tokuda (B4).

This event was held for two days on Saturday and Sunday, 3-4 December 2022, at Softopia Japan Center in Ogaki City, Gifu Prefecture. It takes approximately two and a half hours from Kanazawa by train. Prof. Akita gave us (International Students) a translator device with the name Pocketalk. That device makes us easier to communicate with Japanese exhibitors.

I took a photo at the event entrance.

During the event, I had the opportunity to visit all the exhibition stands. The exhibitors showed their work neatly, and all were friendly to me as foreigner. Even though communication was a bit difficult because there was a language barrier between me, they explained as hard as they could until they did some additional action to practice their work directly to me. Because of that, I can understand how amazing their work is.

One of the exhibitors shows their work “Penguin Robot” to visitors.

I was curious why they made this work, and almost all the answers said that this is our hobby. Here I learned that if a hobby is pursued with a big heart, it can produce amazing and useful work. And also some of their works are beyond of my mind.

There were many good works displayed at the event, but in this article, I present three of the most memorable works:

1. Hand Gesture to Control Robot by Tsuda College Monozukuri
Hand Gestures control the mini robot.

This student community from Tsuda University demonstrated their work related to computer vision. They made a small robot that can be controlled using hand gestures. Hand symbols are shown on the camera, and the robot moves based on the gesture. Commands given via wireless communication. I think this is good work and can be applied to elementary school children’s education in recognizing hand gestures such as numbers, how to say stop, say hi, say bye-bye, and so on.

2. Learn Python programming with fun by STREAM Laboratory
The Exhibitors from STREAM Laboratory teach the kid how to make a game using Python.

This is a good movement for this community. They provide python programming learning services with the platform they built called STREAM LAB. The learning method is fun, students build interesting games based on the programming they make using the drag-and-drop feature. Besides students, adults who have an interest in the world of programming can join this class. Oh yes, what’s also interesting is that they teach programming for free. In my opinion, this is a good strategy for humanitarian movements to pursue as many new developers as possible in the future.

3. Entertaining AI by AI Zookeeper
AI Zookeeper shows Object Detection Project using Image Processing Node Editor.

This stand displays several works related to the Artificial Intelligence. They built an object detection application to recognize the hand symbols in the Naruto anime and convert them into meaningful kanji. This is very exciting, they use applications whose libraries are only used for certain purposes related to image processing. The name of the application is Image processing Node Editor. They say the application is open source so that they can use it as widely as possible. They also modified the vacuum cleaner that move according to the AI program using raspberry as the data processing.

I get many insights and inspiration during this journey. I am very grateful to Prof. Akita, who has given me the opportunity to be able to participate in that event, and also to Mr. Shiraya, Mr. Tokuda, and Mr. Danu, who accompanied and provided me with various conveniences during the trip.

Here’s a photo of our team at the Ogaki Mini Maker Faire 2022

From left to right: Sabirin (D2), Mr. Shiraya (B4), Mr. Danu (M2), Mr. Tokuda (B4), Prof. Akita, Mr. Saki, Mr. Suzuto.

Lastly, thank you for reading this article. I hope you get new insight and inspiration as much as possible from here. See you.

Written by Sabirin on Friday, December 16, 2022, in Kanazawa, Japan.

Ogaki Mini Maker Faire 2022に参加してきました

初めまして。B4の白谷です。

12月3日と4日に岐阜県大垣市のソフトピアジャパンセンターで開催されたOgaki Mini Maker Faireに秋田先生が出展され、その手伝いも兼ねて見学してきました。今回はD2のSabirinさん、M2のDanuさん、B4の徳田くんと合わせて4人での参加でした。

先生がワークショップなどで席を外される時にはブースの番をしていましたが、それ以外の多くの時間で他のブースを回ることができました。そこで印象に残ったものをいくつか紹介しようと思います。

1.アンビエントコンピューティングなおうち(ミクミンPさん)

M5AtomやUnitを中心に、100以上のセンサを実際にお家に設置している方の展示でした。温湿度からベッドの荷重まであらゆるデータを計測し解析することで、住人ですら気づかなかったような生活の傾向が見えてくるということで、かなり進んだIoTの世界を垣間見ることができました。


2.デジタル時計225(ゆるふわfintech/ゆるふわでんきさん)

日経平均や為替相場を証券会社のWebページからスクレイピングしてM5Paperに表示するというもので、他にもM5Paperを用いて太陽光発電の発電量モニターを作ったり新幹線の発車標の再現をされていました。私も一時期M5Paperを使用していたので、バッテリー持ちやWi-Fi通信についてのお話もでき興味深かったです。

3.超難度倒立振子ロボ(DMC商店さん)

M5Stick Cとサーボのみを用いた倒立振子を展示されていました。以前は同種のものを大学の授業などで作ろうとしても基板を作るところから始まり時間がかかりすぎていたものを、M5Stick Cのように小型かつ高性能なマイコンが登場したことで、プログラミングだけで簡単に(と言いつつ実際の制御は複雑なようですが)実現できるようになったとおっしゃられていました。マイコンが情報系以外の教育分野で使われる例を見ることができ貴重な経験になりました。

最後になりましたが、今回このような機会を与えてくださった秋田先生、一緒に会場を回ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。

SEMICON JAPANにアカデミア出展してきました!

こんにちは、M2の大河です。2021/12/15-17でビックサイトにて開催された国内最大の半導体関連の展示イベント、SEMICON JAPANにアカデミアで出展してきました!
インタフェースデバイス研究室初のSEMICON展示、ブースに立ち寄って興味深く私の説明を聞いてくださった方々に感謝致します。その説明内容をここでも紹介し、いただいた貴重なご質問・ご意見から考えたことを含めて、振り返ってみたいと思います!書きたいことがいろいろあってかなり長くなると思うので、目次を作って書いてみました(^^)

<目次>
1. SEMICONへのifDLの初出展(3日間 1人で担当!)
 1.1. 展示内容の概要
 1.2. 多かった質問・意見
 1.3. 今後やる必要があること・考えたこと・ネクストアクション!
2. 展示を通して感じたこと ~個人的な感想を含めて~
3. おまけ:横河ソリューションサービス様 横河ミニマルアプリケーションラボの見学
4. 最後に

1.1. 展示内容の概要

主に2つのテーマで展示しました。ポスターはこのブログ記事に貼っています。
①「 仮想的なPDKによる設計手法と実践 」
②「 オープンソースなLSI開発はできるか? 」

① 「 仮想的なPDKによる設計手法と実践 」
この研究は、共同研究で現在行っているものです。この中で実際にチップを試作したりして、とてもやりがいを感じているところです。
ざっくり一言でいうと、現在の一般的な半導体チップの開発・供給体制が抱える問題を、現場の視点からみてその構造を変えようという感じでしょうか。

一般的なLSI設計は、半導体製造工場と契約したのちに工場から提供されるPDKをもとに設計を始めますが、NDA(秘密保持契約)などにより、設計の過程・成果物にさまざまな制約を受けます。これにより良くない問題のみが発生するということではないですが、その構造が、商品単位で見たときに「そこでしか設計ができない」、「その工場でしか製造できない」といった「エンジニアリングチェーンの固定化」が起きてしまっています。
例えば、製造工場に何らかの問題が起きて、製造ができなくなってしまったとき、市場へは供給を続けないといけないので代替の工場を探します。しかし、近年は製造プロセスが細分化していき、特定用途に特化した性能の高い回路が製造できる一方で、設計ルールが異なるなどして設計を終えたデータが非互換になっているため、同じ設計データのままだいたいの工場で製造ができないなどの問題が発生する可能性があります。すると、スムーズに工場を切り替えることができません。
この共同研究は、それをできるような仕組みから作ろうというものです。また、そのような構造になっているがために起きるいくつかの問題の解決への取り組みも含まれています。

この共同研究の中で金沢大学は、ファブから提供されるPDKではなく、仮想的なPDKである”vPDK”を作っています。回路設計者はvPDKをターゲットに設計し、設計を終えた設計データを実際に既存のファブなどで製造できる設計データに変換するという手法をとっています。設計データを一度抽象化し、変換処理の内容を変更することで製造するファブ・プロセスの変更に対応します。

実際にこの設計フローでいくつかの回路を設計し、複数のファブで試作を行いました。試作したすべてのチップに載っているのが、大河が設計した簡単なオペアンプです。今回の展示ではそのチップの実物なども展示しました。

現時点で製造済みの2チップの展示。中央に2mm角のチップがあります。アクリル板をレーザーカットして作りました!

②「 オープンソースなLSI開発はできるか? 」

とりあえず、答えは”Yes”です笑
この研究は、私が行っている研究を紹介しているものです。ですが、もともとは私が始めたものではありません。

「LSIを自分で作ってみたい!」と思って、①の共同研究先の企業さんへインターンに行き、そこから半導体にだんだんと興味を持つようになりました。また、就職か進学か迷っていて、当時の高専の先生に相談したところ、金沢大学の秋田先生を紹介していただいて、その方がMakeLSI:をやっているとも教えてもらいました。結局、進学することにし、秋田先生のご指導の下、2020年の相乗り試作では初めて実際にチップを設計し、DACなんかはすごくきれいに波形が出たので、「こんな感じでできるのか!」ということが、そこで分かりました(ポスター2枚目左下の波形)。その後は設計環境を作る側になり 、研究としても、MakeLSI:のメンバとしても、プログラム書いたり、回路シンボルつくったり、回路設計したり、計測したり、いろいろやっています。

今はもう、オープンソースの設計ツールはたくさんありますが、私はKiCadとKLayoutに注目しています。これらを使うとLSIの最低限の設計フローができるのです。

2020年の相乗り試作で作ったチップはKLayoutのみを使って設計していました。そして今年の3月には 、MakeLSI:のScrapboxのページにこれらのツールを使ったインバータの設計のチュートリアルをまとめてみました。 共同研究の中で初めてオペアンプを設計したのですが 、基本的にそのチュートリアルに書いた方法で設計しています。

「オープンソース」と聞くと、日本ではなかなかそういった文化がなかったからか、「そんなもの大丈夫なのか?」と思われがちです。実際、自分も作る側に回るまでは同じ印象を持っていました。しかし、高専4年の時の東京研修旅行で買ったArduinoをきっかけに、オープンソースに触れて無意識になんとなく雰囲気は分かってきました(分かった気がしているだけかも…)
一番私が共感できることは、「作りたいと思った人が関わることができる、もっとこうしたら使いやすい、公開されている”これ”を使ったらすぐにとりあえず試せる」というようなことでしょうか。ソフトウェアなどはその文化が一般的にもなり、 オープンソースのソフトウェアの広がりの中で、LSIの設計ツールも登場するようになりました。とりあえず、それを使えばLSI設計ができます。

研究開発はビジネスにうまく落とし込まなければ、意味がないというような意見を持つ方もいます。すべてがそうでなければならないとは思わないので、十割肯定はできませんが、それを考える必要はあると思います。果たしてオープンソースのLSI開発(=ハードウェア開発)がビジネスの視点で見た時に、どう使っていけばいいのか、リスクは無いのか、果たして成り立つのか、というのには私も興味があります。というか、それを私の来年度以降の研究テーマにしようと考えているところです。

となると、ターゲットは今の時点から明確にしておくべきだと思っています。
ムーアの法則にならうように半導体は微細化が進み、回路は大規模化・複雑化してきました。最先端プロセスを使うほど、高性能な回路は実現できます。それを設計する工程では、製造後の品質を設計段階で保証するために商用設計ツールも大規模になり、ライセンス料が非常に高額になっています。製造の初期コストも非常に高いですが、設計もそれなりにコストをかけないとLSI設計ができません。規模感としては全体のコストの単位が~兆円くらいだと思います。現在、それが成り立っているのは大量販売(“大量生産”ではない)ができているからであって、それを見込めない用途にはまず使いません。そのため、根本的に最先端領域の多品種少量生産は成り立たないと考えています。可能性のある手段として、最近はMPW(Multi Project Wafer)などをよく聞くようになってきました。話がお金の方に行きましたが、技術の方に話を戻して、テクノロジノードが “~nm(ナノメートル)” とかニュースとかではよく聞きますが、そのレベルまで来て、今でさえ性能が「前モデルの1.5倍になりました」というような製品を出ているのにはとてもすごいと思うばかりです。(ちなみに半導体の主な材料はシリコンですが、シリコン原子の半径は約0.11nmです。「原子が何個並ぶか」数えられるくらい、それだけ小さいものを作れているというが本当にすごいことだと感じています。)

先端プロセスは先端プロセスで、微細化すれば性能はこれからも向上すると思います(そろそろ限界がきて、新材料にも注目が集まりつつあります)。それの設計はやはり商用設計ツールでなければ、現状は対応できないでしょう。あと、個人が手が出せるものでもないです。なので、オープンソースのツールで作るLSIはもっと古いテクノロジノードをターゲットにすべきだと思っています。否定するわけではなく、用途によってもっと柔軟に選べるようになれば良いと思っています(もしかしたら大金を持っている人がオープンソースツールで設計したチップを先端プロセスで製造するかもしれませんし笑)。

古いプロセスだからと言って、全く使えないわけではありません。例えば、アナログ回路は微細なテクノロジノードを使えば必ず性能が上がるというわけではありません。微細なプロセスになれば、必要とする電流も少ないので、全体を見るとそれが消費電力に直結します。先端プロセスほど、トランジスタが動く必要な電圧も低くなり、さらに消費電力は小さくなります。しかし、アナログ回路は基本的に電流を計算して設計するので、それが小さいと非常に設計しにくいです。専門の方が相当なテクニックを使って設計すれば、性能が高い回路を設計できるかもしれません。LSI設計が一通りできる人でも、かなりハードルが高いです。そのため、アナログ回路はあえて古いプロセスを使うこともしばしばあります。トランジスタの構造も先端プロセスは今や3次元ですが、比較的古いプロセスは2次元で設計できます。さらに、例えば製造上は0.5um単位で加工できる製造プロセスを使う場合にも、あえてその2~3倍のサイズで設計したりします。すると、相対的に製造のバラツキ(=出来上がったチップごとの性能のバラツキ)が小さくなるのです。
そのため、アナログ回路や、アナログとそれほど規模でないデジタル回路なら一緒にしてしまって、センサ周辺の回路をLSIで作って自前で設計すると総合的に性能を高くできたり、現実的なコストで開発出来たりすることもあるかもしれません。小規模なマイコン(デジタル回路)程度なら、古いプロセスを使ったものは今でもあります。このような領域を狙えるのではないかと考えています。

目指すのは「作りたい人が自分で作れる」です。オープンソースの設計ソフトウェアで設計環境を容易に整えることができるようにし、製造は既存プロセスのシャトルサービス(相乗り製造)やミニマルファブを使うと良いかもしれません。それを今回、部分的に試すことも出来ました。これらを社会に組み込む(=当たり前にする)ために、オープンソース指向のLSI開発の方向性を示して、LSI開発の敷居を下げることができたら良いなと思っています。それが、これまでなかったような回路・製品・サービスに繋がり、市場の幅を広げたり、新しい市場を作ったりしないかなと考えています。

1.2. 多かった質問・意見

1.「オープンソースなLSI開発は教育とかには非常に良さそう」
この意見が今回最も多かったです。以前からもこのご意見はあって、確かに、チュートリアルを作っているので、それがそのまま教材にもなると思います。
最近、日本政府も本格的に半導体の製造強化に力を入れようとしていますが、同時に設計ができる人も増やす必要もあるかもしれません。まだ、大々的にこういった取り組みを行ってはいませんが、例えばMakeLSI:のメンバのように、興味を持って自分から飛び込んだ方はすでに作ったチュートリアルをみて試していただいたようでした。なかなか半導体は奥が深いので、興味がないと単発で終わってしまいそうです。その部分も考える必要があるのではないかと思います。

2.「ビジネスとか企業の中で実際の業務でオープンソースなツールを使ってやるということ自体がまだ具体的に見えない」
やはり、言われてしまいました。確かに私もそう思います。しかし、前述のようにその部分をもっと明確にできるようにするのが、私の来年度以降の研究テーマでもあります。
このことが、オープンソースのツールを使うことに対する抵抗感に繋がり、リスクを感じるんだと思います。それを無くすため、具体例を示すことはある程度有効です。「ある程度」と書いたのは、事例を作るだけなら簡単ですが、やるなら良い実績を事例にしたいです。そのために、有意義なことをどんどん取り組んでいきたいと思っています。今回の出展で様々なお話をさせていただきました。後述の”1.3.”にも書きますが、この辺りは常に考えて、いろいろ挑戦してみたいです。

3. 「英語版のチュートリアルも欲しい!」
「この方法をたくさんの人に知ってほしい・試してほしい」と思っていますが、確かに、そう思うのなら英語版も作るべきですね。チュートリアルを書き終えた後、何度か思っていました。
ただ1つ致命的な問題があって、個人的な話で恐縮なのですが、私は英語がまだ使いこなせていないのです… これから英語で学会発表する機会もあるので、一応、1年と少し前からまた勉強を始めています。いずれ書こうと思いますので、しばらくお待ちください。もし英訳してくれる方がいらっしゃったら、ぜひ協力していただけると嬉しいです。チュートリアル自体が書いてからもうすぐ1年経ち、方法を改善したことがあったり、ソフトのバージョンが上がって手順が変わった部分があったりするので、それを反映する作業もあります…

1.3. 今後やる必要があること・考えたこと・ネクストアクション!

・やっぱり、リスクが怖い
事例等がもっと欲しいですね。オープンソースは大まかな目標はあると思いますが、明確な目標はないように思えます。その時のトレンドの影響、開発メンバ、資金によって大きく変わります。改善とともに実践して、実績を少しずつ積み重ねて、それを見た人が「これは使える!」とまずは思わせなければ何も始まりません。それまでは他人事です。実績があまりない状態では、興味を持った一部の人々の間で実績を何とか作り出そうとしなければいけません。 開発を続けることが難しくなって、開発が停滞、最悪はいつの間にかストップしてしまいます。

事例も単に作るだけじゃなくて、やっぱり企業の方も巻き込んでやった方がより有意義な成果が出ると思っています。そのために、やはり共同研究をやったり、現場でどんなことに困っているか、何が疑問点なのかをヒアリングしたりして、それを解決するために一緒に動き出せればベストです。

・教育に展開?
子供たちに対して、これをさせるのは面白いことだと思います。ただ、現状そこまで手が回っていません。
プログラミングが小学校のカリキュラムで必修になりました。一番の目的は世の中の物の仕組み・中身を理解することだと思いますが、「自分たちで作る」というマインドも少しでも良いと思うので必要だと思います。今やプログラミングは研究者や技術者なら分野関係なく触る機会が多いです。一方で、LSI設計は電気・電子工学系の技術者でもあまり縁が無いものだと思います。まだ今がそうなっているだけで、MakeLSI:でも掲げられている「LSI開発の民主化」が進めば、プログラムを実行するのはコンピュータで、コンピュータは半導体でできているといって過言ではないので、システム全体を眺めたうえでハードに実装されている半導体の中身を理解することは十分に意味があると思います。

「現状そこまで手が回っていません。」
→と書きましたが、もし、動いてくれる方がいらっしゃったらやってください!相談の上、お手伝いもします。

・1つだけでも製品を作ってみるべきか?(設計した回路の商品化?)
多分ですが、いま日本で自作LSIを販売している人はいないと思います。設計と試作をやって、評価までやることは多いと思いますが、それを販売まですると、何か分かるかもしれません。
販売まですることを考えると、普通は利益を求めたいので「どんなものに需要があるか」くらいは調べて、どんなものを作るかを考えると思います。実際にやってみたらどうなるのか、現在は設計は出来ても製造費用が高いのでなかなかできないですが、少しやってみたいところです。

今回お話しさせていただいた方から、すでに面白そうな企画を提案していただき、動き始めたものもあります。まだ始まったばかりなので、詳細は書きません。来年度以降の本格的な研究に向けて、ここまでに書いたことも含めてできることは準備しておきたいと思います。

2. 展示を通して感じたこと ~個人的な感想も含めて~

もともと今回のセミコンは、秋田先生からアカデミア無料出展の案内をもらったのがきっかけで、出展することを決めました。ビッグサイトは昨年のMaker Faire Tokyo 2020で行ったことがあって、展示会の経験をしていたので”楽しみ”という気持ちの方が大きかったです。

<スケジュール>
計4泊5日の長期出張でした!
12/14(火):午前中移動、午後は横河ソリューションサービス様へ見学(詳細は3へ)
12/15(水):セミコン1日目
12/16(木):セミコン2日目
12/17(金):セミコン3日目
12/18(土):午前:ゆっくり休み、午後は東京をちょっと観光して帰路へ。
自宅についたのは22:00前で、金沢は雪が積もり、車道は常に水が出ているので雪はありませんでしたが、歩道は若干溶けた雪が凍っていました…

14日は見学のあと、ホテルはビックサイト周辺で結構距離がありましたが、途中に月島があることに気づきました。「もんじゃを久しぶりに食べたいなぁ…」と思い、夜ご飯は実に5年ぶりのもんじゃを食べた後、ホテルに向かって翌日からのセミコンに向けてゆっくり休みました。

15日、ついにセミコン当日。
ブースの設営の様子とか、会場の様子とかの写真を撮りたかったのですが、まさかの会場内撮影禁止。会場に来て初耳でした…

とりあえず、並べるものなどをカバンから出して、ポスターを貼ったりいろいろと準備している間に開場しました。

まわりのブースはやっぱり製造プロセス関連の研究室ばかり。 アウェー感を感じながら、どんな方が来るのかと楽しみにしていました。

で、先に結果を書きますが、ブースを訪れた方はちょうど想定していたくらいの人数で、暇すぎず、忙しすぎず、良い感じでした。名刺を準備する時間がなかったので、A4三つ折りのリーフレットの中にプロフィールなども含めて書いたものを作っておきました。1日目開始時点で38部。
1日目終了:リーフレット残り26部(-12)
2日目終了:リーフレット残り15部(-11)
3日目終了:リーフレット残り0部(-15)

すべてを説明すると、10~15分くらいかかっていたと思います。「話が長いな…」と思われた方はすみませんでした。しかしながら、興味深いご意見いただいたり、議論もさせてもらったり非常に面白かったです。ありがとうございました。

説明を終えるたびに手や展示物の消毒をして、感染対策には十分気を付けました。あと、声をからしたくなかったのでその都度水分補給。去年のMaker Faireでは2日間の展示で、2日目終わったころに若干声をからしてしまったので、学習しました笑

最終日、16:00ごろに来られた方を最後にリーフレットを配り終わり、17:00をもって無事に終了しました。改めて、ブースに立ち寄ってくださった方、ありがとうございました!
またご縁がありましたら、引き続きご支援くださいますようお願い申し上げます。

↓ここから”3. おまけ”までははほとんど単なる感想です↓

説明しているとお腹って空かないんですね^^;
お昼ご飯はビックサイト内にコンビニがあったりもしたので、おにぎりとかを事前に買っておいたのですが、食べないこともありました。食べなかったものはそのまま晩ご飯へ。開催中はホテルで毎日晩酌していました笑

会場内には「グローバル肉コン」なるものもあって、キッチンカーとともにいろいろな肉料理がありました。2日目にMakeLSI:メンバのりょうすさんが来られて、色々お話しした後、多分もう15時前くらいだったと思いますが、タンドリーチキンをごちそうになりました。お腹があまり空いていなくても、本場のものはおいしかったです笑

あと、せっかく東京まで来て、こんなにも出展者が集まっているところをいろいろ回るべきだと思って、開場前や閉場後、途中に休憩がてらほんの少し回ったこともありましたが、お話を聞くまではできませんでした。機会があればぜひ次回こそは…
でも、やっぱり、会場の規模感はすごかったです。出展者も大変だと思いますが、見学側も話を聞きながら回るなら1日じゃ足りないと思います笑

3. おまけ:横河ソリューションサービス様 横河ミニマルアプリケーションラボの見学

ミニマルファブは金沢大学大学院に入学する前から知っていて興味を持っていました。そして、現在共同研究で自分の作った回路が何度か製造されているわけですが、実はそのミニマルファブの実物の装置を見たことがありませんでした。せっかく東京に行くし、新型コロナウイルスの新規感染者数も落ち着いている(このブログを書いている間に10日経ちましたが、今度は変異株が今増えつつあります。タイミングに恵まれていました…)ということで、ミニマルファブの見学を打診していました。すると、横河ソリューションサービス様と都合が合い、セミコンの前日14日の午後に行ってきました。

見学させていただいたのは、横河ミニマルアプリケーションラボと呼ばれるところです。ぜひ、「回路が試作されているところを!」と思っていて、あわよくば「自分の回路がまさに試作されているところを」とも思っていましたが、共同研究の中でミニマルファブ最後の試作はちょうど前週までで終わり、別件の回路が試作されていました。装置がたくさん並べられている部屋と、実際にそこで作業されている社員の方を生で見ることができ、また、丁寧にご説明くださって本当に楽しかったです。ありがとうございました。次来るときは、講習を受けた後自分でも作業してみたいですね笑

また、ラボが設置された経緯、在り方なども教えていただきました。共同研究を終えた後もおそらく機会はあると思っているので、何か面白いことをご一緒にやってみたいです。

4. 最後に

かなりの長文でしたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました。今回のブログに関して、さらなるご意見・ご質問等ありましたら是非コメント or 大河までお気軽にメールしてください!大河は2022年度以降少なくともあと3年間、金沢大学で、さらなるオープンソースのLSI開発、オープンソースとの上手な向き合い方の言語化をしていきます。

私はこのような研究を始めたのは2020年度からでまだ2年経ちません。「オープンソースは本当にビジネスに使えるのか?リスクがありすぎるのではないか」ということは私も思っています。その答えを言えるようになりたいのです。そのためには、設計環境を作ってそれで設計することだけじゃなく、試作にご協力していただけるのならぜひお願いしたいですが、その前後も含めてLSI開発全体の実績作りも不可欠です。ここまで読んで何か思いついたことなどでももちろんOKです。ご興味のある方、まずはご相談からでも大河までお気軽にご連絡ください!

実際にやってくれる、一緒にやってくれる方を待っています!

SEMICON JAPANに出展しています!(ポスター・リーフレット公開)

こんにちは、M2の大河です。
12/15(水)から17(金)にかけてビックサイトにて開催されているSEMICON JAPANに、「金沢大学 インタフェースデバイス研究室」としてアカデミア出展しています。

主に2つのテーマで展示しており、会場にポスターを貼っていますが、そのポスターをここにも公開致します。ぜひ、ご覧ください!
イベントが終わり次第、またブログを書こうと思います。

また、一時的にA4サイズ、3つ折りのリーフレットを公開します!
2021/12/18: リーフレットは非公開にしました。もしご覧になりたい方は、大河までご連絡ください。

10/3-4 Maker Faire Tokyo 2020に行ってきました

こんにちは。初投稿、M1の大河です。10/3(土)~10/4(日)の2日間で東京ビックサイトで開催されたMaker Faire Tokyo 2020に行ってきました。
makezine.jp/event/mft2020/

 Maker Faire自体は去年のGWごろの5/4-5に、京都では初開催となったMaker Faire Kyoto 2019が初めてでした。今回はVisitor(参加者)としてではなく、Maker(出展者)として、秋田先生のMakeLSI:の出展のお手伝いをさせていただきました。
makezine.jp/event/makers-mft2020/m0189/

 最近はやりのオープンソースなコンピュータアーキテクチャであるRISC-V(リスク ファイブ)を使って、「”Lチカ”をするLSIを実際に作った」という内容です。
 LSIを作ろうとすると、とりあえず莫大なお金がかかります。まず設計するためのソフトウェアを用意しますが、一般の商用ツールを使おうとするとライセンス料が1億円くらいかかります(フル機能揃えた場合)。製造自体も1000万円~くらいです。そんなにお金がかかっていたら、個人的なものを作ろうとしても実質的に不可能です。できたとしても、ミスがあって動作させることができなかったら全部パーです。そのため、失敗しないように設計ツールは十分検証できるよう機能を充実させ、回路の大規模化、微細化、複雑化に対応するためそこまで値段が高くなります。
 これらをもっと一般化するために、設計ツールはフリーのものやOSS(Open Source Software)を使い、製造に関しては大学という教育機関であることもあり、格安でLSIを試作できる工場で生産します。また、産総研でミニマルファブという多品種少量かつ低コストのLSI製造の仕組みを作るというプロジェクトもあり、一応巻き込ませていただいています。このような誰でも実際にLSIが作れるような設計・製造の環境をつくるという活動をMakeLSI:は行っています。

 今回のイベントでは新型コロナウイルスが流行している中、感染の拡大は落ち着いていたものの、オンサイトでの開催(会場での開催)が出来るのか主催者側も非常に難しい決断だったと思います。オンサイトおよびオンラインで開催するという形で準備が進められて、もしオンサイトで出来なくなってもオンラインで開催自体はされるという形でした。結局無事にオンサイトの開催もでき、オンラインの方もYouTubeでライブ放送があったり、Twitterでハッシュタグをつけて作品投稿ができたり、どちらも非常に盛り上がっていました。個人的にはビックサイトも、東京のMaker Faireも初めてで、今回行けて本当に良かったです。

1日目は12:00開始で、開場のアナウンスがあって、スタッフやMakerの皆さんの拍手が会場に響いて、このときなんか一体感というかゾワッとした気がします笑

 会場入り口付近を見てみるとたくさん人が並んでいる… 徐々にMakeLSI:のブースにも集まり始めて、思ったりよりも多く、ほぼ常に2, 3人居るというような感じでした。早速、上に書いたような説明をしてみて、結構皆さん興味をもって、説明したいこと全部を言えるくらい最後まで聞いてくださった方が多かったです。「LSIを個人的に作る」という考え方は一般に浸透していないので、初めて聞く方は驚かれます。また、マイコンといったようなレベルからではなく、その構成部品であるLSIから作るというような、半導体関連の展示はやっぱり珍しいようです。そして何より、説明していて驚いたのが、RISC-Vの知名度。僕が説明していた中で話はそこから始めるようにし、まず「RISC-Vはご存じですか?」と聞くと、9割くらいの方が知っていました。会社で半導体関連をやっているという専門の方もいらっしゃいましたし、中学生、大学生も多かったです。
 世間はこんな状況で、こんなに話したことは最近無かったので、2日目が終わるころには若干声がかれていました。

 ここからは、参加してみた個人的な感想です。僕も電子工作してたりして一応Makerなので、 MakeLSI:のブースには、この前のNT金沢2020にも出した「モバブで動くポータブル電光掲示板」を置いて、MakeLSI:とMaker Faire Tokyoのロゴ、MakeLSI:とRISC-Vのロゴを5秒ごとに切り替えて表示するというのを作って、呼び込みとして使っていました。あと、最近買ったHicarix BadgeやATOM Matrixも。光物は目立つので、展示内容と関係ないですが少しくらいは活躍したかなと思います。電光掲示板の方は文字も流せるので、2日目は自動的に切り替えて文字も流せるように、1日目が終わってホテルに戻った後プログラミング。2日目に会場に着いた後に、作ったプログラムを書き込んだのですが、なぜか再起動ループを繰り返す。前に似た現象にあっていて解決法は分かっていたのですが、それをやるための環境を持ってきたPCに作っていなかったので、そこから始めました。しかし、お昼を過ぎても直せず、1時半過ぎたあたりでもう諦めました。結局、原因は思っていたものと違って、Arduino IDEのバージョンを上げるとすぐに解決し、ちょっとプログラムが間違っていたのでそれを直したらできました。こんな感じで2日目は動かせなかったので非常に悔しいです… ここから学んだことは、「展示するもので作りたいものがあったら始まる前に徹夜してでも作っておく!」 今回はお手伝いで自分の作品の展示じゃなかったので始まってからも取り組めましたが、悲しかったです。また、Twitterで普段見かける方も多く見るので、名刺とか歩き回っている時にもなにか自己紹介できるものをやっぱり作りたいですね。

 もちろん説明するだけじゃなくて、会場も回って2日間で5周くらいしたのですが、その中で一番興味を持ったのが、「わいらぼ(yi lab)」さんの「すうじブロック Su-B1」です。
makezine.jp/event/makers-mft2020/m0060
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 上側側面のボタンを押すと数字や演算子の表示が順に切り替わっていき、ブロックを横一列に並べると赤外線通信で「=」の部分のデバイスが実際に計算をして、そのさらに右のブロックへ計算の結果を表示するということでした。教育というキーワードが入っていたので、「作りたいから単に作るのではなくて、最初からこういうアイデアからを作ろうとしたんでしょうか?」と聞いたら「そうです!」とのことでした。アイデアからそれを本当に作る方はすごいです。ブロックから配線が2本出ているのは電源だということですが、将来的に無線給電式にするそうです。その展示もありました。中身を出して、基板とかも展示されているのも良かったです。

 そのほか書きたいことがいろいろありますが、結構すでに長くなっているので、以下箇条書きで書きます。
・ブースに訪れた人数カウンター作っていたら面白いかも?
・最近、研究室で組み立てたCNC加工機のメーカであるAvalon Techさんも展示されていてお土産もいただきました。(イベントまでもう少し時間があったら基板を作って、LEDパネルがもう1つあるのでそれを作って、プログラム書いて、ブースにも置けたのですが… イベントに出発する前日までいじっていました笑)
・去年はVisitorとして、今年はMaker(お手伝い)として、来年はMakerとして!? 作品を見て回るのも楽しいですが、自分で作ったものを展示して自慢するのもなかなか楽しいです。
・Seeedガチャが500円で有りましたが、1日限定100個。アタリは何かしらのセンサとか開発ボードとか、ラズパイも当たる。ハズレはケース。1日目は1時間もしないうちに売り切れていたからか、2日目は毎時0分に20個ずつとして、整理券も渡されていました。でも整理券をもらっても、時間の前に並んでおかないと先着順で無くなってしまう。行きたかった気持ちが少しありましたが、2日目はほとんどデバックしてたり、説明してたりしたのでタイミングを失いました笑。
・開場の時間と閉場の時間にも会場での拍手がありましたが、この感じが何とも良かったです。ちょっと鳥肌立ちました。
・Maker Faireはやっぱり、目的があって行くというより、「初めて知るもの見るものをまとめて見れる場所」、もっと言えば「見ることになる場所」という感じです。言葉にしにくいですが、自分で見たからこそ意味があって、行った結果どう思うかが面白さにもつながるんじゃないかと思います。
・Makerで展示されている方は一貫したテーマで作っていて、それを続けられていることがすごい。僕は何か作るとき、作りたいものというより、部品があってそれを使って作りたいものというように考えるので、ずっと何年も続けられている方を見ると本当にすごいなと思います。
・一緒にお手伝いしてた方や今回のイベント知り合った方から「熱弁してた」みたいに言われたので、嬉しいようでちょっと恥ずかしい気持ちもありました笑
・感染症対策はしっかりありました。入場口でのアルコール消毒、検温、検温した人の管理(シールが名札に貼られた)、展示物も手で触れれるようなものをできるだけ少なく、それでもインタラクティブにしたい作品は、これはTwitterで書いている方がいたのですが、フットコントローラーを置くなどされているMakerも多くいらっしゃいました。
・秋田先生から以前お会いしたときにいただいたTシャツを着ていたのですが、これを気に入った方がいらっしゃって、今も売ってあるのでそれの紹介をすることにもなりました^^;

 以上、MakeLSI:のブースは秋田先生、お手伝いで、佐藤さんとB4の粟津さんと僕の4人で対応しました。お疲れさまでした!