MFT2018&インターンシップ@東京

こんにちは、M1の中川です。

8/3~8/6にかけて東京へ行って参りました。
目的はMFT2018と、Cerevoさんにインターンシップという形で秋田先生とお邪魔させていただきました。

昨年度、Maker Faire Shenzen(ifdl.jp/blog/?p=1011)には行きましたが、Maker Faire Tokyoは初でした。

経緯といたしましては、自分はもともと電子工作で物を作るのは好きなのですが、もともと専門は情報系であるというのもあり、アイディアは浮かぶけど、機械分野や回路の部分でどうしても技術的な障壁が多くて作り切れない、納得のいく完成度にならない作品になってしまうことが多く、最近は特にやるせない気持ちでした。というのもあって、MFTに行くことで自分の気持ちに変化があったり、他の面白い作品、すごい作品を見て機構やアイディアを吸収できることを期待して行くことにしました。

さて、本題のMFTは二日間にわたって行われたのですが、自分は二日間まるまる作品をひたすら見て回りました。店番ほとんどやってなかったです。すいませんでした。。。

商談をする秋田先生

結果として、レベルが高く、見た作品のほぼすべてが面白かったです。以下に自分が気に入ったものを紹介します。

まず一つ目はNT金沢でも出展しているうーぼーずさんらのブース。LiDARを使い、会議を見える化するデバイス目的で見に行ったつもりでしたが、その横に置いてある黒電話UIも面白かったです。黒電話の番号によって処理が変わるというものでしたが、作ったのはなんと小学五年生。同じ北陸にこんな子供がいるとは末恐ろしい・・・。

次に紹介するのはAtelier Betaさんの柿ピーとナッツを分離するデバイス。分離する機構は他にもあるかもしれないですが、この分け方、投入の仕方は独特ですごく好きでした。NT金沢にもぜひ行きたいとのことだったので、またお会いできるのが楽しみです。

こちらは、スプラトゥーンを水鉄砲として売られているスプシュで操作できるようにしたものでした。何かものすごい複雑な機構でもあるのかなと思ったら針金を使っているだけでしたが、中をいじらずに実現した点が気に入りました。

次は基板のストラップなどのアクセサリー関係を売っているのらとりえさん。デザインがきれいで機能性も高く素晴らしい完成度でした。しかもこの基板、実際に使っているものらしいです。

これは、石川さんの手のひらサイズのプロッタ。ねじ駆動で精度も高かったです。金曜日の飲み会では楽しいお話ありがとうございました。

最後は、自分が一番楽しみにしていたSONYのブース。MESHが気になっていた経緯で行ったのですが、Spresenseというマイコンがとても面白かったです。ウォークマンを簡単に個人で改造できるという点でポイントが高かったです。開発秘話なんかも聞かせてもらえてすごく興味が持てました。Scratchでプログラムが書けるので小学生がウォークマンを改造する時代なのか・・・って感じでした。個人的には3本の指に入るくらいの好印象でした。

他にもタカハさんやnext+αさん、デンソーさんのブースなどなど紹介したいものは山ほどたくさんあるのですが、長ったらしくなってしまうので、ここまでにしておきます。

MFTが終わった次の日に秋葉原の富士ソフトビルにあるCerevoさんでインターンシップをさせていただきました。秋田先生にほとんど助けてもらいましたが、先生と共同で作業するのが新鮮で楽しかったです。同じビルにあるDMM.make AKIBAも、ものづくりの環境が十分整っていて深圳を彷彿とさせました。近くにパーツ屋さんがいっぱいあるのも強い・・・。

夜ごはんもごちそうさまでした。

この4日間は結果として自分が持っていた気怠さのようなものを払拭してくれたような気がします。見ている中で新しいことも知ったし、忘れかけていたものも思い出せました。すごく楽しかったです。自分はまだまだ初心者だけど、ものづくりが好きなんだなと改めて実感しました。

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