2013/8/28(水).29(木),30(金)の三日間、私の研究分野である” 身体行動と連動する空間知覚デバイス”(通称FB)について共同研究者である北海道大学とはこだて未来大学の方とのミーティングのため札幌に行ってきました。また、それに合わせて札幌観光や現地でものづくりをしている方達と交流してきました。
・LT大会
秋田先生と私たちが来るということで、秋田先生と親交のあるartfulの船戸さんが札幌で行われているArduino勉強会の番外編としてLT大会を開催してくださいました。
居酒屋にプロジェクタを持ち込んで皆でお酒を飲みながらのLT大会
お酒が入っていることもあり、みなさんのりのりで発表されていました。
自分もFBについて発表してきました。研究テーマなので少々固い感じの発表になってしまいましたが“セクハラマシン的な使い方もできますよ”という説明の部分で妙に受けたので良かったです。
植松電気の社員さん缶サット甲子園についての話や札幌オープンラボについての話等、興味深い話をいろいろと聞くことができました。そのような話を聞いていて新しく何かを始めるのに遅いということは無いのだな、と感じました。
・FB研究会について
8/29北海道大学の小野先生の研究室で、各自の進捗報告と今後の予定に関する相談を行いました。今回の研究会では北海道大学の学生が一人はこだて未来大学の学生が二人研究会に出席し、それぞれの研究について詳しく話してくれました。今まで直接他の研究について話を聞く機会はなかったので、研究を進める上で参考になることをたくさん学ぶことができました。
また、8/30には北海道立総合研究機構工業試験場の方をお招きして、荷物を運ぶためのアシストスーツや腰を痛めない雪かき用スコップ等、人間工学を活用した製品開発について話を伺いました。人間の行動の負担軽減のための動作パターンの抽出で加速度センサを使った分析がとても興味深い内容でした。
・札幌観光
北海道大学の共同研究者である小野先生や兼子さんが利用している。モノづくりのためのレンタルオフィス“札幌ものづくりオフィス&カフェSHARE”の見学にいってきました。
作業スペースだけでなくレーザーカッターや切削加工機などの機材を使用、利用者同士で意見交換ができるなどものづくりを行う上でとても良い環境だと感じました。特にレーザーカッター等と行った個人ではなかなか手に入れないような物を使用できるのが自分には魅力的でした。
たまたま通りかかったプラモ屋、車や戦艦などさまざまプラモが置いてあり自分も秋田先生も結構テンションがあがっていた気がします。
三年目にもなると出張にも慣れてきましたが、それでもさまざまな刺激を受けることができました。自分は今年で卒業なので、今後も残り少ないであろうこのような機会を無駄にしないよう色々と学んでいければと思います。
(正谷)