M2の川上です。
2013/12/31に東京ビッグサイトで開催された大規模同人誌即売会コミックマーケット85にM2の小島と川上で出展してきました。(多くの写真でご報告したいところですがイベントの制約上写真は自スペースのみの紹介となります。すみません)
研究発表などではなく、研究室内でも所属メンバーが数人いる技術サークル「テクノアルタ」としての出展となり、11月のMaker Faire Tokyoにも同名義で出展しています。
コミックマーケットは私自身初めての参加でした。3日間で35,000団体もの個人が中心のクリエイターが各々の作品を持ち寄って販売するイベントで、来場者も50万人以上の非常に大きなイベントです。
他のスペースを見る時間はほとんどありませんでしたが、非常に多岐に渡るジャンルに関する同人誌や作品がありました。これだけ多くの個人クリエイターがいて、かつその商品も個人から手軽に依頼できる専門業者が仕上げることで市販品と遜色無い品質、というのを目の当たりにして大きな衝撃を受けました。
私たちは小島・川上で企画から設計・開発、生産まで携わった冷蔵庫内おしゃべり電子ガジェット冷えミク/冷えゆっくりと、秋田先生のLED Tileの2つのプロダクトを即売会の場で販売してきました。どのようなプロダクトか詳細はリンク先をご覧いただければと思います。
私たちが作った冷えミク/冷えゆっくりは、研究室の学生のみなさんやテクノアルタメンバーの方々のお力添えをいただきながら3ヶ月ほどの時間をかけて完成させた渾身のプロダクトとなりました。
プログラミング、回路設計、基板/部品発注、デザイン、コンテンツ、web、プロモーションなどなどやるべきことは多く、商品を作るためにはあらゆる作業が必要となることを痛いほど実感しました。今回得られた知見は多く非常に良い経験となりました。
販売の成果としては、1台5,000円とやや高価ですが冷えミク/冷えゆっくりが3時間経たずに数十台が完売、一時は行列ができるほどの人気ぶりでした。LED Tileもデモを見て購入されていく方がちらほら見受けられました。
趣味から商品となるようなプロダクトは作れるのか?という疑問に対する最初の一歩となる挑戦でしたが、作ったモノ、成果、得た経験などどの面から見ても成功と言える成果だったと思います。
最後になりましたが、本プロジェクトにご協力いただきました秋田先生、研究室のみなさん、テクノアルタのみなさんに深く感謝いたします。ありがとうございました。
(川上)