ifDL B4の山村聡史です。
12月2日から12日まで、秋田先生と共に、SIGGRAPH Asia 2014のE-Tech部門でのデモ発表&TeamLabの高須正和さん主催の「ニコ技ツアー in ShenZhen」に参加してきました。
その旅の様子を日記形式で、全数回に分けて報告していきたいと思います。
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まずは初日編と言うことで、香港空港に降り立った我々は、高須さんに連れられて香港にある「DIMSUM LABS」というハッカースペースに行った。
そこには香港に住む様々な”ギーク”たちが集まっており、みんなで場所や道具を共有し開発を行ったり、定期的にミーティングやワークショップを行っているとのことだった。この日の夜も集まりがあるようで、高須さんもプレゼンの用意をしていた。
ここに集う各々が、好きなものを開発し嬉しそうに自慢している様子は、まさに”オタク”といった感じであった(もちろん良い意味である)。
我々は、DIMSUM LABSに荷物を置かせてもらい、今回の滞在での通信手段を確保するべく、「中国移動(China mobile)」のショップへ向かった。
しかし、初海外で拙い英語しか使えず、そもそもSIMカードの料金プランなどについて理解がなかったため、SIMカードの購入には大変苦労した。秋田先生には、練習だと思って一人で購入するようにと送り出してもらったが、結局、店員の困った様子を見かねた高須さんに助けてもらい、なんとか購入に漕ぎ着けることとなった。結局、勉強しただけで使ったことのない英語では、実際にはほとんど会話にならないことを痛感し、初海外の洗礼を受ける結果となってしまった。
その後は香港市内を少し観光し、夜10時半頃にシンセンのホテルにチェックインした。初日から言語の壁にぶち当たり、この先不安を感じざるを得ない一日となった。