EC2023に参加しました

こんにちは!M2の坂本隼です。

EC2023( Entertainment Computing 2023)に参加しましたので、参加レポートを書いていきます。URLはこちら -> ec2023.entcomp.org/

開催期間が8/30~9/2で、東京工科大学八王子キャンパスにて行われました。広大な敷地の中に建物が並んでおり、移動が大変そうだなと傍から見て感じていました。では早速ですが、レポートを記します。

自分は3日目にデモ・口頭発表がありました。デモではマイコンの動作不良から動かすことができず、コンセプトの説明がメインとなりました。反省として今後ないように解決策を考えていきます。一方で実際の物を見てもらうことによる意見を多く得ることができました。特に自分にはない多角的な視点での発想や意見(例えば格ゲーのコントローラなど)を多く頂けたので、今後の参考にしていけたらと思います。

他のデモ・口頭発表で心に残った作品を2つ紹介します。

「 IoTプロトタイピングを円滑にするハードウェアと連携したFigma拡張の提案」(
id.nii.ac.jp/1001/00227380/ )Figmaに拡張機能としてM5stickCに接続されたセンサを連結させることで、IoTのプロトタイピングを円滑に行うという研究です。デモを見に行ったところ、想定していたデモが1つ動かなくなったためにかわりのデモをこのシステムを使ってその場10分で作ってしまったという話を伺い、強くこころに残りました。

口頭発表では、特選セッションにも選ばれていた「
3Dプリンタを用いた封蝋表現手法の研究 」(
id.nii.ac.jp/1001/00227385/ )です。現代ではあまり使用されていない娯楽の1つのような扱いとなっている封蝋をだれでも使用しやすくしたものである。フィラメントを射出し、ノズル横にある型をフィラメントに押し付けることで封蝋を表現している。3Dプリンタで封蝋という発想、そして手軽さを感じた研究でした。

他にもデモ・口頭発表を聞く、行うだけでなく、実行委員による推しデモの発表があったことから見られなかったデモの体験内容だけでなくどこがよかったかという選定された理由も併せて聞くことができ、視点や考え方の参考となりました。

簡単ではありますが、以上でレポートを終了いたします。今後は修論、そしてインタラクションに向けて頑張っていきます。(坂本)