Ogaki Mini Maker Faire 2014

8月23日、24日にソフトピアジャパン・センタービルで開催されたOgaki Mini Maker Faireに笹田さん、秋田先生と参加してきました。

今回割り当てられたスペースでは当初は秋田先生の作品とマイコンぺ作品を展示していましたが、OBの川上さんと小島さんが駆けつけてくださりTechnoAltaの冷えミクなども展示に加わっていました。

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2日目には名古屋工業大学の星先生も駆けつけてくださり、超音波で物を浮かせる装置が設置されて、とても賑やかな展示になりました。

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下の写真はその装置でクッション用のパウダービーズを浮かせている様子です。写真だと少しわかりづらいですが赤色で囲った部分に並んで浮遊していることが確認できると思います。空中に浮遊させて固定するだけでなく360度自在に動かすことができるそうで、展示中も動きのパターンを変えつつ展示されていました。とても集客力のある装置でした。

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他の出展者の方々の作品も少し紹介します。一番インパクトがあったのは実物大サイズの空挺戦闘車を作ってみたという作品です。今にも動きそうだと思ったら、ディーゼルエンジン搭載で実際に走行可能だとか。残念ながら走行の瞬間を目撃することはできませんでしたが、上についている装備が回転しているのは目撃しました。信長像が隣にあるのがなんともミスマッチで面白い。

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下の写真はRokuroという作品です。細い光ファイバーに光を入れながら回転させていて、触れて変形させて楽しめます。

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箒を改造してギターにしている作品の写真を是非とも撮りたかったのですが結局撮り損ねてしまいました。他にも面白い作品が多々あり大垣まで来た甲斐がありましたし、自分の作品を触ってもらえるのはとても嬉しかったので、次の作品はもっと人に触ってもらえるようなものにしたいです。

最後に記念写真を。お世話になりました。

大垣集合
(辻野)

STARCシンポジウム2014 in 横浜

はじめまして、笹田です。

 

1月29日に新横浜で開催さたSTARCシンポジウム2014に参加してきました。

会場は新横浜国際ホテル 南館で行われたのですが、ホテル本館についてから「南館ってどこ!?」と近くにあったにも関わらず5分ほどさまよっていましたw

 

新横浜駅についてから、少し時間があったので、駅のスタバで資料の確認及び発表内容についてまとめていました。

そのためか、会場に入ってからしばらくは冷静にいられました。

 

しかし、1分間のショートプレゼンテーション直前の待機時に、緊張感が一気に増し、発表時は早口になってしまったと反省しています。

説明も少しわかりにくくなってしまったと思います(苦笑

 

ショートプレゼンが終わった後のポスターセッションでは、初めてのポスター発表に少し戸惑いはありましたが、何度か説明をしているうちにエンジンがかかり、あっというまに時間が終わってしまいました。

90分強ほど連続で話していたため、さすがに喉が渇きました。

 

発表内容としては、急速眼球運動(サッケード)対応の視線検出ということで、たくさんの方に興味を持っていただけたように感じました。

貴重な意見を多く頂けたので、今後の研究に生かして行きたいと思います。

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(笹田)

FB研究会in函館

2013年の12/3,4,5に私の研究分野である” 身体行動と連動する空間知覚デバイス”(通称FB)について共同研究者である北海道大学とはこだて未来大学の方とのミーティングのため函館に行ってきました。

・FB研究会について

はこだて未来大学で各自の進捗報告と今後の予定に関する相談を行いました。今回の研究会から、はこだて未来大学のM1の本多くんが新たに加わりました。自分がB4の時には研究に携わる学生は二人だったのが、今では五人となり随分にぎやかになったと思います。

・共同研究者との飲み会

研究会の後は、恒例の飲み会に参加させていただきました。今回は同じ研究室で筋電の研究をしているB4の平野くんが別の研究会のため、ちょうど函館に来ていたので、一緒に参加してもらいました。初対面の方ばかりということで最初のうちは緊張していましたが、すぐにうちとけて積極的に交流していました。特に本多くんとは気があったみたいでいろいろ話し合っていました。

 

・函館観光

研究会の前日と最終日は函館観光にいってきました。

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上が五稜郭タワーと箱館御役所の写真になります。

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そしてこれが世界三大夜景の一つといわれている箱館山からの夜景です。暗闇と明かりのコントラストがとてもきれいでした。

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また十二月ということで赤煉瓦倉庫にクリスマスイルミネーションがあり、こちらもとてもきれいでした。使われているLEDの数が気になるのは職業病でしょうか

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上の写真ははこだて未来大学の大槻さんに忙しい合間を縫っていただいて教えてもらって未来大生御用達のカフェのメニューになります。料理がおいしいだけではなく港の見晴らしもよかったです。

・まとめ

函館に訪れたのは今回で二度目でしたが、一度目とは違う函館を知ることができたと思います。

FB研究会については自分も今年で卒業なので参加できるのは次の研究会が最後ということになります。B4の時からこの研究に携わってきたので、もうすぐ終わりと考えると少々寂しく感じますが、最後の研究会で良い報告ができるよう頑張りたいです。

正谷

ACE 2013@オランダ

Hi everyone,
Today, I would like to share some information from ACE (Advances in Computer Entertainment) conference which Akita sensei and I participated from 12th November to 15th November, 2013. It was hold in Bad Boekelo, Enschede, the Netherlands. The famous old Bad Boekelo saltwater bath and hotel have made way for a comfortable conference location, situated in the varied landscape of Twente between fairytale forests and picturesque villages. Bad Boekelo is located in the east of the Netherlands, near Enschede and the German border

2013/11/12から15にかけて、オランダのエンスヘーデ(Enschede)という街にあるBad Boekeloというところで開催された、ACE (Advances in Computer Entertainment) conference に、秋田先生といっしょに参加してきました。Bad BoekeloはTwente地区にある古い風光明媚な温泉地で、おとぎ話にでも出てきそうな森の中にあります。Bad Boekeloは、オランダの東のほうのEnschedeの近くで、ドイツとの国境の近くにあります。
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Overall, the conference is about Entertainment, so many papers and demonstrations which were submitted in this event related closely to people relaxing, especially children amusement. In the conference, some special events were hold in between two oral presentation sections. I’d love to share those events to you.

この学会は、エンタテインメントに関するもので、遊びや子供のおもちゃなどに関する論文やデモが多数発表されます。今回の学会期間中には、口頭発表セッションの合間に、3つのスペシャルイベントが企画されていましたので、それについて紹介したいと思います。

1.The first one is “Overkill Retro Gaming Room”. Many games were setting up in this room and anyone can play traditional games using play station controllers such as Mario, fighting and other games. More precisely, many monitors were embedded in two walls in this room like the pictures below. While someone were playing, the others were watching. I thought all our lab members will be very exciting about this room caused I saw many of you joyfully played games like those.

1つ目は”Overkill Retro Gaming Room”です。マリオやストリートファイターなどのいろんな(レトロな)ゲームが置いてあって自由に遊べるようになっています。モニタ(CRT)は2面の壁に絵のように埋め込まれていて、誰かがプレイしているときは他の人がそれを見ている、という感じです。ウチの研究室のみなさんもハマるんじゃないかと思います。

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2.The second one is “Game Competition”. There were some games introduced in this competition, but I did not really understand the motivation of all those games. However, after talking to presenters, I was really fascinated the game, called Pac-lan2 – the Resurrection, the second prize in this competition.

2つ目は、”Game Competition”です。どんなモチベーションかはわかりませんが、このコンペ向けに開発されたいくつか(たしか5つ)のゲームが展示されていました。発表者の人の話をきいてみて、”Pac-lan2-the Resurrection”というゲームがとても気に入りました。(コンペでは2位でした)

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I describe this game in general. Every player has a smartphone (running iOS or Android) with specific application – Pac-lan2. In the application, there is a map with many different check points corresponding to the GPS information in unique geogra-phy. Certainly, the application has a capability to be configured by users because its operations depend on the GPS information. After setting up all the information, players must follow the map to reach check points (it looks like the “treasure hunt” game). At the specific checkpoint, there was a device which has an ability to connect with smartphone and enable the next step in the smartphone for players. They have to find all check points to find the right destination.

このゲームの概要は、各プレーヤは専用アプリ(Pac-lan2)を入れたスマホ(iOS or Android)を持っていて、地図上にいくつかのチェックポイントがあり、プレーヤはGPSを頼りにチェックポイントへ向かいます。チェックポイントにはチェック用の装置があり、そこでチェックすると次のチェックポイントが指示され、そこへ向かいます。そうやって最後のチェックポイントまでいったらゴール。

The game is quite simple, I think. However, the philosophy of the game is very interesting: recently, people tend to spend a lot of time to use smartphones. This may affect our health due to lack of daily activities. Using this game, people not only enjoy using smartphone, but also do some exercises when they involve the game such as running and looking around to find check points.

ゲームはとてもシンプルなのですが、考え方はとても面白いと思いました。最近はスマホを使う時間が長くなってきていて、運動不足になりがちなのですが、このゲームでスマホを使いながら運動もできて、しかも周りの景色にも目を向けることになります。

3. The third sections is the most interesting one: the demonstration event.
In this event, there are 28 demos and 16 posters. I am really sorry that I did not have enough time to see all the demos and posters so I just summarize some of them that I like the most.

3つ目は、一番面白かった、デモセッションです。ここでは28件のデモ展示と16件のポスター発表がありましたが、すべてを見ることはできなかったので、その中から面白いと思ったものを紹介したいと思います。

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The authors use the ultraviolet LED to attack the downside of Crocs or any shoes like the picture above with different shapes. When the kids wore those shoes and walked on the white panel, it created the different shapes which depends on the ultra-violet LED.

これは、クロックスなどのクツの裏面に紫外線LEDを埋め込み、紫外線が当たると色が変わるペンキを塗ってある床の上を歩くと模様が足跡のように写るものです。

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The authors use Arduino board connect with servo motors and mini load cells combining with an application running in computer. There were two strings in the picture. When player 1 pulls the string in the left, the basket will move to the left to catch the white falling balls and vice versa for the right side.

これは、Arduinoにサーボモータとロードセル(荷重センサ)をつないでPCに接続したもので、画面上に2本の糸が表示されています。2人のプレーヤがそれぞれの糸を引っぱると画面内のカゴが左右に動き、上から降ってくる白いボールをキャッチする、というゲーム。

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In this application, the authors created a device can read the music note like above pictures. The left hand side picture, they used the camera to read the picture which was drawn in the paper, based on the camera, the software could also played the music we drew on the paper. The right hand side picture, they used the small device which included sonar receiver and sonar pen. When we used the sonar pen to draw music note on the paper, the application received the information and rendered in the computer. We could use the pen to point any note and the computer would make a sound corresponding to the pointed note.

こちらは、楽譜を読み取るデバイス。最初のほうはカメラで紙の楽譜を読み取り、画像処理で認識して演奏します。もう1つのほうは、超音波受信機と超音波ペンからなるシステムで、超音波ペンで紙の上に音符を描くと超音波受信機でそれを読み取ってそれに対応した音が鳴る、というものです。

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This application simulates the water bottle. In the picture, I poured the water from the bottle (certainly no water in the bottle) and inside the bottle with acceleration sensor, speaker and servo motor created sound and vibration as the same when pouring the water. Something like that.

こちらは、水の入ったビンを模擬するシステム。水が入っていないビンから水をそそぐ動作をすると、ビンの中の加速度センサとスピーカ、サーボモータでそれに応じた音や振動が発生して、水を注いでいるような感触を味わえます。

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This device uses Aduino mega 2560 combined with pressure sensor and RF transceiver chips. When people stepped on it, the random different colors blinked until it created a specific color. I did not know the mechanism how they make a final decision to choose the color. There were many different devices like this one in the picture above. The game rule: people must step on the different devices to make them in same color. This was just the first version game because the authors have been focusing on the infrastructure. It means that they want to create a good device with many support, then they will think about the impressive application.

こちらは、ArduinoMega2560と圧力センサ、無線通信機が入っているデバイス。人が乗ると特定の色(どうやって決めているかはわかりませんでした)に変わります。これと同じものがいくつかあって、これを使って、デバイスの上に乗って同じ色にそろえる、というゲームをします。このデバイスはあくまでもインフラで、いろいろな用途に使えるように汎用的なものをつくった、とのことでした。

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Akita-sensei and I was staying in the campus of University of Twente, it is beautiful and peaceful campus. I also took some pictures when we walked through the campus in the early morning.

秋田先生と私は、広くてきれいなTwente大学のキャンパスにあるゲストハウスに泊まっていました。こちらは、朝のキャンパスの風景です。

(Nguyen)(翻訳:秋田)

いしかわ夢未来博2013

毎年この時期に、産業展示館で開催される「いしかわ夢未来博」、今年も出してきました。今年は研究室だけでなく、モノづくり実践プロジェクトとその作品の紹介も兼ねていってきました。

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モノづくり実践プロジェクトの「上を向いて歩こう」の和傘も出展。実はこの和傘、折りたためないので、広げたままの状態で支えながら運搬。

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会場では子供たちに人気でした。

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同じくモノづくり実践プロジェクトの「色を音に変えるデバイス(irone)」も出展。こちらも子供に人気でした。やはり音が出たり光ったりするものは、人気です。

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モノづくり実践プロジェクトからはもう1つ、化学の実験器具の欲しいものを自作しちゃう(そして製品化しちゃう)という、まさにMakersを実践している「Labware Reform」も出展。

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恒例のマイコンペも。今年は5作品。去年は2日間展示で全滅でしたが、製作者のスキルが上がったのか、今年は幸い1個も壊れませんでした。

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毎年のことですが、マイコンペのほうは、ときどきプロっぽい方(?)が来られて、かなり深いお話をされていかれます。

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一方、今年も製作ワークショップを開催しましした。今年は、身体拡張・感覚代行デバイスの研究に関連して、こんなものを作ってみました。

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部品点数は少ないのですが、思ったより時間がかかって、だいたい1時間ぐらいで完成「はなれて「触る」マシーン」として、面白い使い方や改造などの情報交換のページをつくってみした。ユーザ参加型の展開ができるといいな、と期待しています。(あと製作に必要な全データも公開しています)

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あと個人的には渾身のひとネタ。「LED点滅(Lチカ)を全力でやってみる」というテーマで、LSI試作サービスのVDECで(研究上の)自作LSIを作るときに、「Lチカのためだけの回路」を設計し、自分でワイヤーボンディングもして「Lチカ」をやってみました。CMOS 0.18um、リングオシレータと分周器(T-FF)で、約1Hzの点滅をしています。「マイコンやプリント基板のように、LSI技術も民主化されて一部の特権階級のものでなくなったときに、世の中は変わる」という理念を実践してみた例です。こちらの続報はまた追って。

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展示に協力してくれたみなさん、お疲れさまでした!

(秋田)

ゼミ合宿2013

10月早々、ゼミ合宿(研究室旅行ともいう)にいってきました。(北川研:MeRLといっしょ)

ここ数年、ゼミ合宿は、新M1の研究テーマの方向性のDiscussionのために、ということで年度初めの5月早々にやっていたのですが、あわただしいのと、それは合宿でやらなくてでもいいだろう、というのと、ここ数年の研究室旅行が結構遠くまで遊びに行くことがおおく、移動で時間をとられてしまったりして、親睦を深めるという趣旨からはずれているかな?という気がしていたのですが、今年は、両方をあわせて、M1のみなさんが企画してくれました。

本来ならば朝出発・・・といきたいところなのですが、宿泊先のチェックイン時間の関係で、午前中はいつもみたく研究室でゼミ。M1の発表です。

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こんな感じ。いつものゼミとあまり変わりませんが、北川研(MeRL)との合同ゼミです。

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その後、宿泊先の志賀町まで移動。晩御飯のBBQの買い物をじっくりやりすぎて、予定より大幅に到着が遅れてしまいましたが、ゼミの続き。M2の発表です。

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ゼミが終わったのは20時近くで、さすがにみなさんクタクタです。で、BBQですよ、みなさん。今回の宿泊先は、こんな感じの台所もある貸し別荘みたいなところでした。

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こんな広いソファーもあったり。

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BBQの火、ちょっと調子に乗って炭を入れすぎました。

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翌朝は、寝不足ぎみですが、最後にB4の発表。おつかれさまでした。

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お昼前にチェックアウト後の帰りは、海鮮丼食べに行ったり富来にある世界一長いベンチ(460m)に行ったり、能登金剛で遊覧船にのったり、コスモアイル羽咋で宇宙船を見たり宇宙人のサンダー君にからまれたりと、充実のアクティビティでした。

企画してくれたM1のみなさん、お疲れさまでした!

(秋田)

TN-meeting in 京都府立ゼミナールハウス

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B4の平野です。
今回9/20~21にかけて、秋田先生と私の研究テーマである筋電関連の研究会に参加してまいりました!私がオフラインミーティングに参加するのはこれが2回目です!
以下、二日間の大まかな日程です。

20日
12時 二条駅から送迎バ スで宿舎へ出発
13時頃 京都府立ゼミナールハウス到着 kyosemi.or.jp/
14時頃~18時頃 研究会
18時頃~19時半頃 夕食(BBQ)

21日
朝食後~12時頃研究会
昼食後~16時頃?研究会(終わり次第送迎バスにて移動)
17時頃二条駅着
21時過ぎ 金沢着

 

一日目

朝7時半ごろ出発し、京都(二条駅)についたのが11時前でした。ここで函館未来大学の教授、研究生と合流しお昼を食べました!そして送迎バスにて京都府立ゼミナールハウスへ!
揺られること一時間・・・到着しての印象はかなり山奥の合宿所!
車酔いしてしまいました普段とは違い、森の中だったので新鮮な場所でした!
ゼミナールハウス全体像↓
セミナーハウス地図

 

 

 

 

 

 

 

小休憩のあと2時ごろ研究会が始まりました!
部屋はこんな感じでした↓

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一日目の研究会が終了した後、研究会の皆さんと夕食(BBQ)を食べました!
セミナーハウスの係りの人の説明によると、マムシ注意とのことであわてて靴に履き替えました(笑)
夕食後は宿舎で飲み会でした。皆さんリラックスしている様子でよかったです!

二日目

朝から研究会をはじめ、お昼ご飯、午後の研究会とあっとゆう間に過ぎました。
また、近況報告のあとの討論タイムで電極のサンプリング位置をソフトウエア的に変更する仕様が必要と気づきました。FPGAを使うことになると思われます。

研究会の後、セミナーハウス周辺を散策しました!
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散策中

 

 

 

 

この銅像に皆さんでアテレコしてました。

 

 

 

 

集合写真

 

 

 

 

 

 

 

筋電の研究会終了当日の夜に用事があり慌ただしい帰宅となってしまいました。
また、研究をするうえで検証・実験の目的などをハッキリさせる事は常識ではありますが、今一度心がける必要があると思いました。

最後になりましたが、秋田先生2日間のご引率ありがとうございました。

それでは!

(平野)

 

 

第6回モノづくり実践Project発表会

金沢大と金沢美大の学生さんたちが、チームを組んで、半年間で面白ものをつくる、というモノづくり実践プロジェクトが、今年もありました。

これは、とかく技術偏重になりがちな工学部の学生と、とかくアイディア変調になりがちな美大生が、お互いのやりたいこと・できることをつきあわせて、共同で何かを作り上げていく、というプロジェクトで、今年で6回目になります。

今回は5チームの参加があり、そのうちの2チームは、ウチの研究室のメンバが主体的にかかわっていました。

1つは、「身近な色を楽器にするデバイス:Irone」で、B4平野君・高田さんがメンバに入っています。これは、さわったところの色に応じた音が鳴る、というおもちゃというか楽器です。ペン型デバイスの先についた色センサで計測した色を数種類に分類し、それぞれに応じた音程の音声ファイルが再生される、というデバイスで、音色や何種類かから選ぶことができます。またペン立て型のスピーカーなど形状も工夫されています。ちなみに制御はArduinoブートローダを書き込んだATmega328搭載の自作専用ボードで行っています。

もう1つは「上を向いて歩こう~和傘で広がる世界」で、M1笹田君がリーダーで、そのほかB4井崎さん、M1坂口君、M2川上君がメンバに入っています。これは、和傘をプロジェクタのスクリーンに見立て、取っ手部の小型プロジェクタからの映像を投影するもので、投影する映像は、青空や花火のような決まった映像のほか、他の傘のカメラからの映像を共有したり、GoogleStreatviewの映像が傘の向き・傾きに応じて投影することもできます。ちなみに制御は小型LinuxボードであるRaspberryPiを使っています。

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Ironeチーム、第2位の優秀賞をいただきました!

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和傘チーム、第1位の最優秀賞をいただきました!

 

他のチームも、金沢大生・金沢美大生のお互いの持っているものを存分にぶつけあった(だからこそ衝突もあった)、見ごたえのある作品ばかりでした。

なおこれらの作品(の一部)は、11/9-10の「いしかわ夢未来博」でも展示予定ですので、ぜひご覧ください。

(秋田)

FB研究会in札幌

2013/8/28(水).29(木),30(金)の三日間、私の研究分野である” 身体行動と連動する空間知覚デバイス”(通称FB)について共同研究者である北海道大学とはこだて未来大学の方とのミーティングのため札幌に行ってきました。また、それに合わせて札幌観光や現地でものづくりをしている方達と交流してきました。

・LT大会

秋田先生と私たちが来るということで、秋田先生と親交のあるartfulの船戸さんが札幌で行われているArduino勉強会の番外編としてLT大会を開催してくださいました。

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居酒屋にプロジェクタを持ち込んで皆でお酒を飲みながらのLT大会

お酒が入っていることもあり、みなさんのりのりで発表されていました。

自分もFBについて発表してきました。研究テーマなので少々固い感じの発表になってしまいましたが“セクハラマシン的な使い方もできますよ”という説明の部分で妙に受けたので良かったです。

植松電気の社員さん缶サット甲子園についての話や札幌オープンラボについての話等、興味深い話をいろいろと聞くことができました。そのような話を聞いていて新しく何かを始めるのに遅いということは無いのだな、と感じました。

・FB研究会について

8/29北海道大学の小野先生の研究室で、各自の進捗報告と今後の予定に関する相談を行いました。今回の研究会では北海道大学の学生が一人はこだて未来大学の学生が二人研究会に出席し、それぞれの研究について詳しく話してくれました。今まで直接他の研究について話を聞く機会はなかったので、研究を進める上で参考になることをたくさん学ぶことができました。

また、8/30には北海道立総合研究機構工業試験場の方をお招きして、荷物を運ぶためのアシストスーツや腰を痛めない雪かき用スコップ等、人間工学を活用した製品開発について話を伺いました。人間の行動の負担軽減のための動作パターンの抽出で加速度センサを使った分析がとても興味深い内容でした。

・札幌観光

北海道大学の共同研究者である小野先生や兼子さんが利用している。モノづくりのためのレンタルオフィス“札幌ものづくりオフィス&カフェSHARE”の見学にいってきました。

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作業スペースだけでなくレーザーカッターや切削加工機などの機材を使用、利用者同士で意見交換ができるなどものづくりを行う上でとても良い環境だと感じました。特にレーザーカッター等と行った個人ではなかなか手に入れないような物を使用できるのが自分には魅力的でした。

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たまたま通りかかったプラモ屋、車や戦艦などさまざまプラモが置いてあり自分も秋田先生も結構テンションがあがっていた気がします。

三年目にもなると出張にも慣れてきましたが、それでもさまざまな刺激を受けることができました。自分は今年で卒業なので、今後も残り少ないであろうこのような機会を無駄にしないよう色々と学んでいければと思います。

(正谷)

 

NT金沢2013

2013/8/3(土)、4(日)の2日間、金沢市民芸術村で、「NT金沢2013」が開催されました。

NT金沢は、ニコニコ動画でいろんな作品をつくって紹介したり評価しあっている「ニコニコ技術部」のオフ会(ふだんはオンラインで交流している人たちが実際に集まる会)であるNT京都をみた方が、金沢でもやりたい!と2年前にはじめたイベントです。
NTそのものは、ニコニコ技術部のオフ会なので、みんなが、自分で作ったものを自慢しにあつまってくる自慢大会のお祭りになります。
似た雰囲気のイベントとして、MakerFaireがありますが、微妙に狙いと雰囲気が違う感じです。
NT金沢は、金沢在住のニコニコ技術部で活動されている主に3名の方を中心に、これまでに2011年、2012年と2回開催されています。

実はもともと、MakerFaireの地方開催版であるMiniMakerFaireを金沢で開くべく、私自身がいろいろ動いていたのですが、その時点から、せっかくNT金沢をやっている方々がいるのだから、そのコミュニティと交流したい、という狙いがありました。といっても微妙な文化の違いもあるので、NT金沢とMiniMakerFaireを、偶然同じ日程で隣の会場で開催、をねらっていました。そうすることで、お互いに微妙に文化が違う、と敬遠していた二つのコミュニティが、実は根底が同じことに気づき、さらにコミュニティが充実・広がれば、という期待もありました。
しかし、もろもろの事情でMiniMakerFaireを金沢で開くことができなくなり、それならば、とNT金沢に一本化しました。
いろいろ準備を進めていく過程で、NTがもっている文化・背景は、実は私自身の研究としても非常に興味深く支持できるものであることが、徐々にはっきりしてきたので、運営には研究室として最大限のバックアップをとるようにしました。

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みんなで搬入。暑い中お疲れさまです。

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金曜の設営。MakerFaireやNTでもおなじみ、手作りプラネタリウムのヒゲキタさんも、早くから設営。さすがに手際のよさには驚嘆です。あと開場前から出展者向けに上映をするヒゲキタさんのサービス精神にも脱帽です。

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会場はこんな感じ。事前申し込みで52件ほど、直前や当日の飛び入りや、ゲリラ的に展示をしている人もいて、だいたい60件ぐらいの出展がありました。

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マイコンブも、恒例のマイコンペを開催。

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1日目の午後には、私の推薦で、産総研の江渡浩一郎さんの講演を企画しました。タイトルは「ユーザ参加型コミュニティの未来」として、江渡さんがかかわられている、ユーザ参加型の学会であるニコニコ学会βの紹介のあと、30分間のディスカッションの時間を持ち、ニコニコ学会とニコニコ技術部(NT)、MakerFaireとの違い、可能性について、参加者を交えた活発な議論が行われました。ニコニコ技術部のヒト・モノの多様性がもつ可能性について、あらためて再認識できるよい機会でした。

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実は1日目の2013/8/3は、近くの犀川で花火大会が開催される日でした。NT金沢の日程をきめたときには全く知らなかったのですが、当日は交通規制があるので、NT金沢の会場の金沢市民芸術村からはしばらく出られなくなるので、それを逆手にとって(?)、芸術村の芝生で、花火をみながら懇親会、を設定しました。

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1年前のNT金沢でも行ったのですが、せっかくなので、展示への見学者からのコメント・感想をフィードバックする試みとして、コメントシールを台紙に貼ってもらいました。ニコニコ学会βでもチームラボさんが似たことをやられていますが、せっかくなので台紙をニコニコ動画っぽくしてみました。マイコンブも、こんなコメントをいただきました!

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今回のNT金沢の開催にあたっては、これまで2回のNT金沢を開催してこられた、DJ⑨さん、あきにゃんさん、鮎麻呂さんには、多大なお力添えをいただきました。
また運営にあたって、金沢大の学生支援課には、会場の机やトランシーバなど、多数のご支援をいただきました。また会場の金沢市民芸術村の方にも、いろいろ無理を聞いていただき、お力添えをいただきました。
また研究室の学生さんにも、事前準備、設営、撤収に、多くの協力をいただきました。またWebページやイラストでは、スタッフの知人の方々にほとんどプロレベルの仕事のご協力をいただきました。

そしてなにより、NT金沢2013のために、作品をつくり、展示に駆けつけてくださったすべてのみなさん、また来場してコメントを残したりしていってくださったみなさん、NT金沢2013にかかわったすべての方に、深くお礼を申し上げます。

みなが、自分が持っているもの・スキルを、臆することなく持ち寄ることで、大きな可能性がひらけてくる、それを具現化できるイベントだったと思います。

(秋田)