コミックマーケット85 at 東京ビッグサイト

M2の川上です。

2013/12/31に東京ビッグサイトで開催された大規模同人誌即売会コミックマーケット85にM2の小島と川上で出展してきました。(多くの写真でご報告したいところですがイベントの制約上写真は自スペースのみの紹介となります。すみません)

研究発表などではなく、研究室内でも所属メンバーが数人いる技術サークル「テクノアルタ」としての出展となり、11月のMaker Faire Tokyoにも同名義で出展しています。

 

コミックマーケットは私自身初めての参加でした。3日間で35,000団体もの個人が中心のクリエイターが各々の作品を持ち寄って販売するイベントで、来場者も50万人以上の非常に大きなイベントです。

他のスペースを見る時間はほとんどありませんでしたが、非常に多岐に渡るジャンルに関する同人誌や作品がありました。これだけ多くの個人クリエイターがいて、かつその商品も個人から手軽に依頼できる専門業者が仕上げることで市販品と遜色無い品質、というのを目の当たりにして大きな衝撃を受けました。

 

私たちは小島・川上で企画から設計・開発、生産まで携わった冷蔵庫内おしゃべり電子ガジェット冷えミク/冷えゆっくりと、秋田先生のLED Tileの2つのプロダクトを即売会の場で販売してきました。どのようなプロダクトか詳細はリンク先をご覧いただければと思います。

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私たちが作った冷えミク/冷えゆっくりは、研究室の学生のみなさんやテクノアルタメンバーの方々のお力添えをいただきながら3ヶ月ほどの時間をかけて完成させた渾身のプロダクトとなりました。

プログラミング、回路設計、基板/部品発注、デザイン、コンテンツ、web、プロモーションなどなどやるべきことは多く、商品を作るためにはあらゆる作業が必要となることを痛いほど実感しました。今回得られた知見は多く非常に良い経験となりました。

 

販売の成果としては、1台5,000円とやや高価ですが冷えミク/冷えゆっくりが3時間経たずに数十台が完売、一時は行列ができるほどの人気ぶりでした。LED Tileもデモを見て購入されていく方がちらほら見受けられました。

趣味から商品となるようなプロダクトは作れるのか?という疑問に対する最初の一歩となる挑戦でしたが、作ったモノ、成果、得た経験などどの面から見ても成功と言える成果だったと思います。

 

最後になりましたが、本プロジェクトにご協力いただきました秋田先生、研究室のみなさん、テクノアルタのみなさんに深く感謝いたします。ありがとうございました。

 

(川上)

UWW2013 in 淡路島

2013/12/20,21の間、秋田先生とM2の小島でUWW2013(Ubiquitous Wearable Workshop 2013)に参加、発表してきました。

UWWは神戸大の塚本研究室が主催となって2007年以来開催されているユビキタス・コンピューティングやウェアラブルコンピューティング関係の様々な発表や議論を行うワークショップです。
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会場は淡路夢舞台国際会議場です。
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神戸大の塚本研の方々が中心ですが、企業の方や岩手県立大の方の発表も合わせて30件程度の口頭発表があり、ダンス衣装の電飾などといったインタラクション系の研究から、無線ネットワーク関連の基礎研究まで幅広く、興味深い着眼点の研究が数多くありました。

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運営はほぼ学生が主体となっているので、座長も基本的に学生です。
この規模のワークショップを学生がメインで行っているのには驚きました。

1日目のセッション終了後は立食会で、続けてナイトセッション、ミッドナイトセッションがありました。ナイトセッションでは、プログラミング演習ということでNTT基礎研の方から円ドルの為替で儲かるアルゴリズムを考えるワークショップや、チームに別れて「ユビキタスコンピューティングの次はなにか?」を考えて発表するなど、お酒を飲みながら楽しく行うものでした。
塚本先生曰く「研究室の学生は司会や企画はある程度のレベル以上できるようになるべき」という方針で、自己表現ができることやノリの良さなどを、こういったイベントを通して早くから経験していくことに重きをおいているようです。

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なんとミッドナイトセッションは深夜30時まで行われました!(私は次の日に発表もあったので27時くらいで退散しましたが…)
※ここには詳しく書けませんが、ミッドナイトセッションは確かに深夜なノリがありました。毎年恒例らしいです。

2日目はネットワーク・システムのセッションで秋田先生と小島が発表しました。
私は無線ネットワークを活用した自律移動ロボット向けの自己位置推定手法の提案を行い、秋田先生はマイコンをマテリアルとして活用する提案について発表を行いました。

違う案件がエンドが近いのもあって観光は無しでしたが、充実したワークショップとなりました。数多くの研究テーマがあり、私自身本業/副業ともにアイディア・知識・着眼点をもらう重要な機会となりました。研究室風土もかなり異なっている塚本研の学生の方々と交流できたのも、とても印象的なワークショップとなりました。

(小島)

TN-meeting in 函館

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B4の平野です。
今回は12/4~6の3日間、TN off line meetingということで函館に行ってきました。

4日は朝金沢を出発し、昼ごろ函館空港に到着しました。秋田先生とロンさんがFBの研究会の最中ということで、その足でホテルに荷物を置いて一人函館観光をしてました。
まずは腹ごしらえからということで函太郎(寿司)へ行きました。なぜかしめ鯖が気に入りました。その後、五稜郭、赤レンガ倉庫などを見回りました。
夕食はFBの研究会の方たちとご一緒させていただきました。皆さん初めての方ばかりでしたが、うまく打ち解けられたような気がしました。とくに本田さんとは結構共通点が多く話が弾みました。また金沢で研究会なんかがあってくるのであれば話したいと思います。
とにかくにぎやかでした。

5日に初めてはこだて未来大学へ行ってきたわけですが、外観からして美術館を連想させる様なものでとても大学とはかけ離れているといった印象でした。建物内は開放的な空間が広がっていて、研究室の区切りは衝立だけといったように、自由な発想ができそうな空間でした。いい意味で衝撃的でした。
研究会では各学生の進捗報告を受けて、質問や議論が盛んに行われていました。自身では質問はしませんでしたが、議論を聞きつつ自分ならこうするとか、いろいろ考えてました。

今回もスケジュールが詰め詰めになってしまい、余韻を楽しむことはできなかったものの研究会としてはoff line ならではの濃い内容のmeeting だったと感じました。

最後に写真を・・・
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カップルと中国人の観光客ばっかりで心が張り裂けそうでした。)^o^(

(平野)

FB研究会in函館

2013年の12/3,4,5に私の研究分野である” 身体行動と連動する空間知覚デバイス”(通称FB)について共同研究者である北海道大学とはこだて未来大学の方とのミーティングのため函館に行ってきました。

・FB研究会について

はこだて未来大学で各自の進捗報告と今後の予定に関する相談を行いました。今回の研究会から、はこだて未来大学のM1の本多くんが新たに加わりました。自分がB4の時には研究に携わる学生は二人だったのが、今では五人となり随分にぎやかになったと思います。

・共同研究者との飲み会

研究会の後は、恒例の飲み会に参加させていただきました。今回は同じ研究室で筋電の研究をしているB4の平野くんが別の研究会のため、ちょうど函館に来ていたので、一緒に参加してもらいました。初対面の方ばかりということで最初のうちは緊張していましたが、すぐにうちとけて積極的に交流していました。特に本多くんとは気があったみたいでいろいろ話し合っていました。

 

・函館観光

研究会の前日と最終日は函館観光にいってきました。

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上が五稜郭タワーと箱館御役所の写真になります。

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そしてこれが世界三大夜景の一つといわれている箱館山からの夜景です。暗闇と明かりのコントラストがとてもきれいでした。

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また十二月ということで赤煉瓦倉庫にクリスマスイルミネーションがあり、こちらもとてもきれいでした。使われているLEDの数が気になるのは職業病でしょうか

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上の写真ははこだて未来大学の大槻さんに忙しい合間を縫っていただいて教えてもらって未来大生御用達のカフェのメニューになります。料理がおいしいだけではなく港の見晴らしもよかったです。

・まとめ

函館に訪れたのは今回で二度目でしたが、一度目とは違う函館を知ることができたと思います。

FB研究会については自分も今年で卒業なので参加できるのは次の研究会が最後ということになります。B4の時からこの研究に携わってきたので、もうすぐ終わりと考えると少々寂しく感じますが、最後の研究会で良い報告ができるよう頑張りたいです。

正谷

ACE 2013@オランダ

Hi everyone,
Today, I would like to share some information from ACE (Advances in Computer Entertainment) conference which Akita sensei and I participated from 12th November to 15th November, 2013. It was hold in Bad Boekelo, Enschede, the Netherlands. The famous old Bad Boekelo saltwater bath and hotel have made way for a comfortable conference location, situated in the varied landscape of Twente between fairytale forests and picturesque villages. Bad Boekelo is located in the east of the Netherlands, near Enschede and the German border

2013/11/12から15にかけて、オランダのエンスヘーデ(Enschede)という街にあるBad Boekeloというところで開催された、ACE (Advances in Computer Entertainment) conference に、秋田先生といっしょに参加してきました。Bad BoekeloはTwente地区にある古い風光明媚な温泉地で、おとぎ話にでも出てきそうな森の中にあります。Bad Boekeloは、オランダの東のほうのEnschedeの近くで、ドイツとの国境の近くにあります。
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Overall, the conference is about Entertainment, so many papers and demonstrations which were submitted in this event related closely to people relaxing, especially children amusement. In the conference, some special events were hold in between two oral presentation sections. I’d love to share those events to you.

この学会は、エンタテインメントに関するもので、遊びや子供のおもちゃなどに関する論文やデモが多数発表されます。今回の学会期間中には、口頭発表セッションの合間に、3つのスペシャルイベントが企画されていましたので、それについて紹介したいと思います。

1.The first one is “Overkill Retro Gaming Room”. Many games were setting up in this room and anyone can play traditional games using play station controllers such as Mario, fighting and other games. More precisely, many monitors were embedded in two walls in this room like the pictures below. While someone were playing, the others were watching. I thought all our lab members will be very exciting about this room caused I saw many of you joyfully played games like those.

1つ目は”Overkill Retro Gaming Room”です。マリオやストリートファイターなどのいろんな(レトロな)ゲームが置いてあって自由に遊べるようになっています。モニタ(CRT)は2面の壁に絵のように埋め込まれていて、誰かがプレイしているときは他の人がそれを見ている、という感じです。ウチの研究室のみなさんもハマるんじゃないかと思います。

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2.The second one is “Game Competition”. There were some games introduced in this competition, but I did not really understand the motivation of all those games. However, after talking to presenters, I was really fascinated the game, called Pac-lan2 – the Resurrection, the second prize in this competition.

2つ目は、”Game Competition”です。どんなモチベーションかはわかりませんが、このコンペ向けに開発されたいくつか(たしか5つ)のゲームが展示されていました。発表者の人の話をきいてみて、”Pac-lan2-the Resurrection”というゲームがとても気に入りました。(コンペでは2位でした)

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I describe this game in general. Every player has a smartphone (running iOS or Android) with specific application – Pac-lan2. In the application, there is a map with many different check points corresponding to the GPS information in unique geogra-phy. Certainly, the application has a capability to be configured by users because its operations depend on the GPS information. After setting up all the information, players must follow the map to reach check points (it looks like the “treasure hunt” game). At the specific checkpoint, there was a device which has an ability to connect with smartphone and enable the next step in the smartphone for players. They have to find all check points to find the right destination.

このゲームの概要は、各プレーヤは専用アプリ(Pac-lan2)を入れたスマホ(iOS or Android)を持っていて、地図上にいくつかのチェックポイントがあり、プレーヤはGPSを頼りにチェックポイントへ向かいます。チェックポイントにはチェック用の装置があり、そこでチェックすると次のチェックポイントが指示され、そこへ向かいます。そうやって最後のチェックポイントまでいったらゴール。

The game is quite simple, I think. However, the philosophy of the game is very interesting: recently, people tend to spend a lot of time to use smartphones. This may affect our health due to lack of daily activities. Using this game, people not only enjoy using smartphone, but also do some exercises when they involve the game such as running and looking around to find check points.

ゲームはとてもシンプルなのですが、考え方はとても面白いと思いました。最近はスマホを使う時間が長くなってきていて、運動不足になりがちなのですが、このゲームでスマホを使いながら運動もできて、しかも周りの景色にも目を向けることになります。

3. The third sections is the most interesting one: the demonstration event.
In this event, there are 28 demos and 16 posters. I am really sorry that I did not have enough time to see all the demos and posters so I just summarize some of them that I like the most.

3つ目は、一番面白かった、デモセッションです。ここでは28件のデモ展示と16件のポスター発表がありましたが、すべてを見ることはできなかったので、その中から面白いと思ったものを紹介したいと思います。

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The authors use the ultraviolet LED to attack the downside of Crocs or any shoes like the picture above with different shapes. When the kids wore those shoes and walked on the white panel, it created the different shapes which depends on the ultra-violet LED.

これは、クロックスなどのクツの裏面に紫外線LEDを埋め込み、紫外線が当たると色が変わるペンキを塗ってある床の上を歩くと模様が足跡のように写るものです。

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The authors use Arduino board connect with servo motors and mini load cells combining with an application running in computer. There were two strings in the picture. When player 1 pulls the string in the left, the basket will move to the left to catch the white falling balls and vice versa for the right side.

これは、Arduinoにサーボモータとロードセル(荷重センサ)をつないでPCに接続したもので、画面上に2本の糸が表示されています。2人のプレーヤがそれぞれの糸を引っぱると画面内のカゴが左右に動き、上から降ってくる白いボールをキャッチする、というゲーム。

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In this application, the authors created a device can read the music note like above pictures. The left hand side picture, they used the camera to read the picture which was drawn in the paper, based on the camera, the software could also played the music we drew on the paper. The right hand side picture, they used the small device which included sonar receiver and sonar pen. When we used the sonar pen to draw music note on the paper, the application received the information and rendered in the computer. We could use the pen to point any note and the computer would make a sound corresponding to the pointed note.

こちらは、楽譜を読み取るデバイス。最初のほうはカメラで紙の楽譜を読み取り、画像処理で認識して演奏します。もう1つのほうは、超音波受信機と超音波ペンからなるシステムで、超音波ペンで紙の上に音符を描くと超音波受信機でそれを読み取ってそれに対応した音が鳴る、というものです。

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This application simulates the water bottle. In the picture, I poured the water from the bottle (certainly no water in the bottle) and inside the bottle with acceleration sensor, speaker and servo motor created sound and vibration as the same when pouring the water. Something like that.

こちらは、水の入ったビンを模擬するシステム。水が入っていないビンから水をそそぐ動作をすると、ビンの中の加速度センサとスピーカ、サーボモータでそれに応じた音や振動が発生して、水を注いでいるような感触を味わえます。

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This device uses Aduino mega 2560 combined with pressure sensor and RF transceiver chips. When people stepped on it, the random different colors blinked until it created a specific color. I did not know the mechanism how they make a final decision to choose the color. There were many different devices like this one in the picture above. The game rule: people must step on the different devices to make them in same color. This was just the first version game because the authors have been focusing on the infrastructure. It means that they want to create a good device with many support, then they will think about the impressive application.

こちらは、ArduinoMega2560と圧力センサ、無線通信機が入っているデバイス。人が乗ると特定の色(どうやって決めているかはわかりませんでした)に変わります。これと同じものがいくつかあって、これを使って、デバイスの上に乗って同じ色にそろえる、というゲームをします。このデバイスはあくまでもインフラで、いろいろな用途に使えるように汎用的なものをつくった、とのことでした。

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Akita-sensei and I was staying in the campus of University of Twente, it is beautiful and peaceful campus. I also took some pictures when we walked through the campus in the early morning.

秋田先生と私は、広くてきれいなTwente大学のキャンパスにあるゲストハウスに泊まっていました。こちらは、朝のキャンパスの風景です。

(Nguyen)(翻訳:秋田)

いしかわ夢未来博2013

毎年この時期に、産業展示館で開催される「いしかわ夢未来博」、今年も出してきました。今年は研究室だけでなく、モノづくり実践プロジェクトとその作品の紹介も兼ねていってきました。

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モノづくり実践プロジェクトの「上を向いて歩こう」の和傘も出展。実はこの和傘、折りたためないので、広げたままの状態で支えながら運搬。

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会場では子供たちに人気でした。

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同じくモノづくり実践プロジェクトの「色を音に変えるデバイス(irone)」も出展。こちらも子供に人気でした。やはり音が出たり光ったりするものは、人気です。

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モノづくり実践プロジェクトからはもう1つ、化学の実験器具の欲しいものを自作しちゃう(そして製品化しちゃう)という、まさにMakersを実践している「Labware Reform」も出展。

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恒例のマイコンペも。今年は5作品。去年は2日間展示で全滅でしたが、製作者のスキルが上がったのか、今年は幸い1個も壊れませんでした。

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毎年のことですが、マイコンペのほうは、ときどきプロっぽい方(?)が来られて、かなり深いお話をされていかれます。

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一方、今年も製作ワークショップを開催しましした。今年は、身体拡張・感覚代行デバイスの研究に関連して、こんなものを作ってみました。

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部品点数は少ないのですが、思ったより時間がかかって、だいたい1時間ぐらいで完成「はなれて「触る」マシーン」として、面白い使い方や改造などの情報交換のページをつくってみした。ユーザ参加型の展開ができるといいな、と期待しています。(あと製作に必要な全データも公開しています)

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あと個人的には渾身のひとネタ。「LED点滅(Lチカ)を全力でやってみる」というテーマで、LSI試作サービスのVDECで(研究上の)自作LSIを作るときに、「Lチカのためだけの回路」を設計し、自分でワイヤーボンディングもして「Lチカ」をやってみました。CMOS 0.18um、リングオシレータと分周器(T-FF)で、約1Hzの点滅をしています。「マイコンやプリント基板のように、LSI技術も民主化されて一部の特権階級のものでなくなったときに、世の中は変わる」という理念を実践してみた例です。こちらの続報はまた追って。

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展示に協力してくれたみなさん、お疲れさまでした!

(秋田)

「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム

2013/11/5~7に仙台で開催された、「第30回センサ・マイクロマシンと応用システムシンポジウム」に、招待講演を依頼されて参加してきました。

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このシンポジウムは、いわゆるMEMS (Micro Electro-Mechanical System)に関する研究発表があつまる場ですが、実はこのMEMS関連の学会は、複数あります。実際、今回のシンポジウムも、次の3つのシンポジウムが合同で同じ会場で同じ期間に実施している、という形態をとっていて、プログラム編成や予稿集がそれぞれ別々で、極めてまぎらわしいです。MEMSという分野が、さまざまな分野にまたがる学際的な性格が強いためだと思います。

  • 第30回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム(電気学会)
  • 第5回「マイクロ・ナノ工学シンポジウム」(日本機械学会)
  • 第5回「集積化MEMSシンポジウム」(応用物理学会)

この中の「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウムの中で、電子情報通信学会 集積回路研究会(ICD)連携で1つ「集積回路とセンシングシステム」というセッションが企画されていて、そこでの招待講演を依頼されてきました。

タイトルは「ユーザ参加型センシングシステムの可能性」(発表スライド→スライド)で、半導体の進歩の裏付け・指針となってきたムーアの法則とそれが生んだマイコンという概念、そして、従来の公共事業に依存しがちな大規模センサネットワークシステムを、センシング技術・電子回路技術を幅広く民主化してのユーザ参加型のコミュニティで構築する、というMakersムーブメントにもつながるスタイルの社会の可能性について考察してきました。なかなか旧来の産業構造にどっぷりつかっている方々には、すぐには受け入れられないかと思いますが、地道に活動していきたいと思います。

実はお隣の北川研(MeRL)のM1真田君もポスター発表をしていました。

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さて、シンポジウムが終わった後、恒例(?)の電子パーツ屋めぐりを少ししてきました。

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こちらは、仙台オーディオパーツセンター。口コミ情報では、「一般的な電子部品はだいたい手に入る」とのことだったので、フツーのパーツ屋を想像していたのですが、まったく違っていました。

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ほとんどの部品がほこりをかぶっているような、時間がとまっているような部品屋さんです。あまりもうけにこだわらない、おじさんの趣味でやっているようなお店でした。並んでいる部品が古いこともあって、「お宝」がありました。

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こちらは、インテルの昔のCPUのi8080のセラミックパッケージ品。ビンテージCPUコレクターとしては、かなりのレアものです。ちなみにお値段525円。

 

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ほかにもいりいろ見繕ってきました。左のほうはインテルのi4004(世界初のマイクロプロセッサ)に近そうなにおいを感じて、とりあえず購入(各525円)。調べてみたら、SRAMでした。右側は、エレキットの保守部品ですが、調べてみたら音源ICとしてはビンテージもののようです。(定価900円とのことですが、古いから450円でいいや、とのことでした。そんな感じの値段設定のお店です)

以前、未来大にいたころ、仙台にも住んでいた木村先生が、「仙台って、ロゴとかデザインすると、だいたい三日月マーク(伊達政宗が頭に着けているマーク)になるんだよね」と言われていたのですが、確かにたくさんいました。

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こちらは、仙台のマスコットの「むすび丸」。口のところはおにぎりのノリだそうです。(口から何か垂れ出ているように見えなくもない)

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こちらは地下鉄の駅にたくさんいる「リーモ」。

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こちらはJR東日本のマスコットのようです。

他にも街中の街灯も三日月っぽい形をしていたり、よっぽど好きなんだなー、という感じです。(まあ金沢も、「百万石」に関連するものがすごく多いので、どっちもどっちですけど)

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仙台空港は海に近く、3.11のときも滑走路に津波が押し寄せる映像をみたことがありましたが、実際ここまで津波が来たんだそうです。2mくらいでしょうか。離れるところに住んでいると忘れてしまいがちですが、震災の記憶は忘れてはいけませんね。

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こちらはお約束の牛タン。炭焼き以外にも、いろんな食べ方があるようです。

(秋田)

 

 

 

Maker Faire Tokyo 2013に出展しました

2013/11/3,4に日本科学未来館で行われたMaker Faire Tokyo 2013に、川上・河崎・小島・笹田がマイコンブとTechnoAltaで展示・参加してきました!

我々のスペースは未来館3階エスカレータ昇って正面かつ常設展の出入口も近く、さらに無料ゾーンということで沢山の人に見ていただくことが出来ました。

・マイコンブの展示
マイコンペ作品と秋田先生の作品を展示していました。好奇心旺盛な子供から、プロの方まで沢山の人に、これは何だと興味を持っていただき大変嬉しかったです。ただ、モノの数が多いので一つ一つ説明していると手が回らないことも…2013-11-04 10.20.56

 

 

 

 

・TechnoAltaの展示
冷蔵庫を開けると喋るひえミクや、光る衣装などを展示していました。こちらもかなりの人が興味を持って色々とお話をしていました。今後の展開に期待大です。
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ほんとにエスカレーターの目の前、お誕生日席でした2013-11-04 16.39.13

 

 

 

 

暗くなると光物がさらに綺麗に
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そして、未来館の1F,7F,隣のタイム24ビルにも多くのスペースがあってどこも大盛況でした。
回れる時間は限られていたので、全部を見ることは出来ませんでしたが、興味をそそられるものが多く、良い刺激になりました。

その中で個人的に気に入ったもののごく一部を…

こちらは、ブラウン管を使ったオシロスコープを改造して、時計やカレンダーを表示していた作品。
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こちらは東京の地下鉄網を表現した作品
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楽器を演奏するロボットバンド「Z-MACHINES」 DSC04962_original

 

 

 

 

 

 

他にもたくさんあったのですが、ちゃんと写真をとってませんでした…
きっと他の方がまとめてくれ…

私は初MFTでしたが、様々な分野でモノづくりをしている人たちが一同に集まっているだけですごいですし、それぞれが作り上げたものもまたすごいものが多く、ただただ圧倒されていました。今後自分がどうしていくかを考える良い機会になりました。

・おまけ
初日のみ見られたバベルの塔(コードの長さ不足解消策)
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(河崎)

Maker Faire Tokyo 2013に出展します

2013/11/3(日)-4(月・祝)の2日間、日本科学未来館で行われるMaker Faire Tokyo 2013にifDLからマイコンブとM2有志メンバーによるTechnoAltaが出展します!

今回で6回目となる研究室内コンペであるマイコンペ、今年も様々な作品が揃っております。

未来館3階、エスカレータ昇って正面のスペース(O-06、O-01)にてお待ちしております!はこだて未来大学の向山先生と学生さんによる作品展示も隣のブースで行われますので併せてご覧ください!

ご来場お待ちしております!

(川上)

ゼミ合宿2013

10月早々、ゼミ合宿(研究室旅行ともいう)にいってきました。(北川研:MeRLといっしょ)

ここ数年、ゼミ合宿は、新M1の研究テーマの方向性のDiscussionのために、ということで年度初めの5月早々にやっていたのですが、あわただしいのと、それは合宿でやらなくてでもいいだろう、というのと、ここ数年の研究室旅行が結構遠くまで遊びに行くことがおおく、移動で時間をとられてしまったりして、親睦を深めるという趣旨からはずれているかな?という気がしていたのですが、今年は、両方をあわせて、M1のみなさんが企画してくれました。

本来ならば朝出発・・・といきたいところなのですが、宿泊先のチェックイン時間の関係で、午前中はいつもみたく研究室でゼミ。M1の発表です。

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こんな感じ。いつものゼミとあまり変わりませんが、北川研(MeRL)との合同ゼミです。

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その後、宿泊先の志賀町まで移動。晩御飯のBBQの買い物をじっくりやりすぎて、予定より大幅に到着が遅れてしまいましたが、ゼミの続き。M2の発表です。

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ゼミが終わったのは20時近くで、さすがにみなさんクタクタです。で、BBQですよ、みなさん。今回の宿泊先は、こんな感じの台所もある貸し別荘みたいなところでした。

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こんな広いソファーもあったり。

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BBQの火、ちょっと調子に乗って炭を入れすぎました。

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翌朝は、寝不足ぎみですが、最後にB4の発表。おつかれさまでした。

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お昼前にチェックアウト後の帰りは、海鮮丼食べに行ったり富来にある世界一長いベンチ(460m)に行ったり、能登金剛で遊覧船にのったり、コスモアイル羽咋で宇宙船を見たり宇宙人のサンダー君にからまれたりと、充実のアクティビティでした。

企画してくれたM1のみなさん、お疲れさまでした!

(秋田)