第5回モノづくり実践Project:最終審査会終わりました

第5回モノづくり実践Projectの最終審査会終わりました。

こちらはノスタルジックワールド。リーダーはM1川﨑君。CABINのように壁の4面がディスプレイの4畳半ぐらいの部屋をつくり、そこにスピーカ、ファンやエアコンなどを接地してノスタルジーの提示、を目指しました。さすがに部屋は大きすぎて会場に持ってこれず。

こちらは、「せかい」を感じる。リーダーはM1川上君。半球ディスプレイに地球をプロジェクタで背面から投影し、Kinectで回転できます。地図には、Twitterのタイムラインから拾った、”Happy”などの言葉が発せられた場所を表示。メンバのM2殿畑さんは所用で今日は出席できず。

こちらは、リーダーは他学類の学生さんですが、協力教員として関わっていた、エンタテインメントスピーカーのチーム。ウチからはB4矢敷君(と、MeRLからB4真田君とB4林君)が参加していました。4x4LEDとスピーカのあるブロック型ユニットを壁面に配置し、ディスプレイを構成できるスピーカ。

こちらも、直接研究室とは関係しませんが、協力教員として関わっていた、NAGOMI。リーダーは電情B3の高田さん。M2中谷君もアドバイザとして協力してくれていました。車内のアロマ提示デバイス。

なんと「せかい」を感じる川上プロジェクトが最優秀賞を受賞しました!

ノスタルジックワールドの川﨑プロジェクトは、ベストアイディア賞を受賞!

エンタテインメントスピーカのグループは、ベストエンタテインメント賞を受賞!

NAGOMIグループは、ベストテクニカル賞を受賞!

各グループの審査点数は書けないのですが、僅差の接戦でした。最優秀賞をとれなかったグループも、胸をはってよいと思います。そして、この過程を通して得られた知見・経験を大切に生かしていってください。

他の審査委員の先生から、これら4チームをみて「いずれも完成度が相当高いですが、秋田先生が相当入れ知恵したんですか?」と聞かれましたが、私が入れたのは差し入れの栄養ドリンクぐらいです(笑)。

3ヶ月間、本当にお疲れさまでした。

(秋田)

 

靴箱の上のホワイトボード

別の研究室で不要となったホワイトボードを、とりあえずはもらってみたものの、よい置き場所がなかなか見つからなかったのですが、M2中谷君と相談の上、とりあえず、と廊下の靴箱の上に置いてみました。

最初は落書きスペースになるかと思ったのですが、これがなかなか実は便利で、このように席替えの日程決めの意見交換の場となっています。面白いですね。

これを定点カメラで撮ってWebからでも見られるようにすると、より面白いかもです。

(秋田)

モノづくり実践Project: 2日前

最近この話題ばかりですいません。(基本的に秋休み期間中なので行事がなく・・・)

いよいよ追い込みも最終段階といったところ。

第1回モノづくりProjectで最優秀賞をとった、こんちさんこと近藤さんチーム(KP: Kanazawa-daigaku Point)の伝説の「家具」の再来か?謎の家具が現れました。

こちらはN部屋の中。審査会のプレゼンの内容をつめているようです。

こちらは謎のブロック型の物体。光っとります。奥で作業しているのはチームの美大生で、審査会プレゼン資料をつめてます。

こちらは別チームの審査会プレゼン資料作成部隊。美大生ががんばってます。

作業場が足りなくなって、とうとう廊下でも作業。

泣いても笑っても最終審査会は9/29土の朝9時から。死なない程度にがんばりましょう!

(秋田)

 

モノづくり実践Project

5年ほど前から金沢美大と金沢大の共同で開催されているものづくり実践Project。「20万円ぐらいの製作費で好きなもの作ってOK、うまくいけば賞ももらえる」という、考えようによってはとてもオイシイ企画です。
ウチの研究室からもほぼ毎年有志で数チーム参加していていますが、今年も数チーム参加しています。来週9/29(土)が発表会で、だいぶ追い込みっぽい雰囲気になってきました。(ご都合のつくかたはぜひ発表会もお越しください!)

通称「N部屋」の内部。「N」の意味はいろいろの模様。

N部屋グループのリーダー。見据えるものは何か?

まったり部屋が作業場というか修羅場になりつつある雰囲気。

半田部屋も盛況(?)。こちらは制御基板を量産している真田君と林君。
単純作業の繰り返しという修行。

電情3年生グループも、M2中谷君の指導のおかげで、すっかりPSoC使いになってきました。

(秋田)

 

北山君@未来大 インターン

2012/9/10~9/21までの約2週間、はこだて未来大学4年生の北山君が、電子回路や電子工作の勉強のために滞在しています。

北山君ははこだて未来大の迎山先生のところの4年生で、メディアアートを研究していこうとしている学生さんで、実は石川出身ということもあり、夏休みに、電子回路というか電子工作の勉強をしたい、ということで、勉強に来ています。インターン、といったところでしょうか。

こんな内容に順番に取り組んでいます。

– アナログセンサのArduinoとの接続(データシートの読み方)
– SPI接続ADCのArduinoとの接続(SPIモジュール使用&IOピン操作)
– オペアンプ回路(基本回路&センサ出力電圧範囲の変換)
– サーボモータの自作(タミヤギヤボックス+可変抵抗で位置制御、これをArduino&オペアンプ回路で実装:写真)
– オペアンプの加減算回路+ADC/DACで、「アナログ演算回路を使ったディジタルの加減算」という技術の無駄遣い(?)

データシートの読み方というか読む勘所などは勉強になっているようです。
また、初心者でありがちな「Google先生で調べたものをそのまま使おうとする」という場面も最初のうちは何度かありました。確かにこの方法は便利なのですが、その参照先で紹介されいる内容の条件(電源電圧、使っているICなど)をよく確認せずに使おうとして動作しない、という経験も、いままでだと「よくわからないけど動かない」と先へ進めなかったのが、その原因をつきとめる経験をしたことで、だいぶ具体的に見えるようになったのではないかと思います。(例えばLEDの順方向電圧を確認せずにWebで紹介されている電流制限抵抗の値をそのまま使ったり、極端な例だと、SPI接続ADCの初期化コマンドを、Webで紹介されていたSPI接続の別のICの初期化コマンドをそのまま送ってみたり)

(秋田)

Make: Ohgaki Meeting 2012

2012/8/25土-26日に、Make: Ohgaki Meetingというイベントに秋田+学生4名で参加してきました。これは、Makeという「自分でなんでも作っちゃう」系のいろんな活動をしている人があつまる自慢大会のようなイベントで、なかばDIY界のコミケ、といった雰囲気でしょうか。

このMakeには、これまでにも公立はこだて未来大学の迎山研究室と合同で、秋山純司研究室として何度か参加(出展)していて、今回も「秋山純司」として参加してきました。

内容は、秋田のLED Tile関連、B4大西君が卒研で設計しているPSoC1が載ったArduinoピン互換のPSoC1duinoDIPサイズのArduino互換機DIPuinoなどと、マイコンブで恒例となった第5回マイコンペの展示と人気投票をしてきました。


ブースその1(マイコンペ展示)


ブースその2

今回は、未来大の迎山先生も、LED Tile for Arduinoを使って、PCと連動してレーザーポインタで演奏できる楽器デモを作ってくださいました!

尻Pさんこと、小説家の野尻抱介先生も出展されていて、ヘリウム風船でいろいろなものを吊って、それを持って歩き回ることで、人混みの中でも多くの人に自分の作品を観てもらうシステム(?)を持ってこられていて、なんとマイコンペのところに来られて「何か吊れるものない?」

正谷君の作品をチョイス、会場をひとまわり宣伝してきました。

あとは個人的に気になった作品をいくつか。こちらは、赤外LEDの変調光で広い範囲に分散しているLEDデバイスをまとめて制御する照明システム。中谷君の修論テーマと関係ありそう?

こちらは、「利き半田」セット。鉛フリー半田だけでしたが、Ag/Sn比などがいろいろな半田が少しずつセットになっていて、違いを感じるもの。

個人的にはいろいろお世話になっている田村さんも出展されていました。今回はトランジスタだけで明かりがほんわか変わる照明など。時間連続系がもつ味、という意味で、B4坂口君が取り組もうとしているテーマに通じるものがあるような。

みなさん、2日間お疲れさまでした。(左端は未来大の迎山先生)

来年度からは、地方開催の小規模なMini Maker Fairも募集が始まるようなので、金沢でもできるといいですね。

(秋田)