いしかわ夢未来博2012

2011/11/10-11の2日間、いしかわ夢未来博2012で展示をしてきました。このイベント、大学関係の展示が年々充実してきていて、プチ・インタラクションかプチ・エンタテインメントコンピューティング、っぽくなってきました。

恒例のマイコンペも今年は6作品を展示しました。小さい子供は容赦なく触るので、最終日の夕方ににはほとんど壊滅状態に。デモ機材の丈夫さ・安定性のテストには絶好の機会といえそうです。

こちらは、そろそろマンネリ感のあるLED Tile

「マイコンペ」生みの親のマイコンブ3代目部長も降臨!

今年は2回、半田付けワークショップもやりました。LED Tileキット版を4歳ぐらいから大人まで9組、1時間程度で完成させました。さすがに4歳ぐらいの子は途中からお母さんが半田付けしていました。小学生ぐらいの子だと、半田付けは初めてでも、めきめきと上達していきました。半田付け経験のあるお母さんが意外と多く、また小学生の子でも、女の子の方が多かったです。ハンダヅケガァルズ、といったところでしょうか。

みなさん2日間お疲れさまでした!

(秋田)

いしかわ夢未来博に出展します。

2012/11/10(Sat)-11(Sun)に石川県産業展示館1号館にて行われる「いしかわ夢未来博」にifDLで出展します。

www.yumemirai.jp/

ブースには大学や高専などが出展するカレッジラボというくくりがあり、ifDLもその枠で出展します。全国から面白い研究をされている先生もいらっしゃってミニ・インタラクションのような感じになりそうと聞いてそちらも楽しみにしています。

ifDLでは第5回マイコンペと秋田先生のLED Tileオルゴール作りのワークショップを行います。(ワークショップは事前申し込み制のようです。→当日現地で申込、とのことです。11/10土の10:00〜と、11/11日の12:30〜の2回やります!)

マイコンペでは学生が製作した電子工作作品の展示を行います。7月から大学、MOM 2012で展示を行い、今回が最後の展示になります。来場された方からの投票も受け付けております。

(8月のMake: Ogaki Meetingでの展示の様子)

お近くにお越しの際はぜひifDLのブースにもお立ち寄りください。

(川上)

チップ上のロゴ

先日チップ試作をする機会があり、数人で分担して設計をしましたが、いつものことながら(?)場所が少しあまったので、絵を入れてみました。CMOS 0.6umです。

研究室ロゴです。

なんかいますね。

(秋田)

席替え:2012年秋の陣

後期もはじまったことですので、毎年恒例の席替えの季節です。

準備中。相変わらず、「神様あみだくじ」を使ってます。

今年の結果。今回はなんと3人が同じ場所で移動せず。その確率は・・・24C3・(1/24)^3・(23/24)^21 であってます?(怪しい)

終わった後は恒例(?)の大掃除。今回は、直前までモノづくり実践プロジェクトがあったのもあって、やりがいのある大掃除でした。

(秋田)

 

第5回モノづくり実践Project:最終審査会終わりました

第5回モノづくり実践Projectの最終審査会終わりました。

こちらはノスタルジックワールド。リーダーはM1川﨑君。CABINのように壁の4面がディスプレイの4畳半ぐらいの部屋をつくり、そこにスピーカ、ファンやエアコンなどを接地してノスタルジーの提示、を目指しました。さすがに部屋は大きすぎて会場に持ってこれず。

こちらは、「せかい」を感じる。リーダーはM1川上君。半球ディスプレイに地球をプロジェクタで背面から投影し、Kinectで回転できます。地図には、Twitterのタイムラインから拾った、”Happy”などの言葉が発せられた場所を表示。メンバのM2殿畑さんは所用で今日は出席できず。

こちらは、リーダーは他学類の学生さんですが、協力教員として関わっていた、エンタテインメントスピーカーのチーム。ウチからはB4矢敷君(と、MeRLからB4真田君とB4林君)が参加していました。4x4LEDとスピーカのあるブロック型ユニットを壁面に配置し、ディスプレイを構成できるスピーカ。

こちらも、直接研究室とは関係しませんが、協力教員として関わっていた、NAGOMI。リーダーは電情B3の高田さん。M2中谷君もアドバイザとして協力してくれていました。車内のアロマ提示デバイス。

なんと「せかい」を感じる川上プロジェクトが最優秀賞を受賞しました!

ノスタルジックワールドの川﨑プロジェクトは、ベストアイディア賞を受賞!

エンタテインメントスピーカのグループは、ベストエンタテインメント賞を受賞!

NAGOMIグループは、ベストテクニカル賞を受賞!

各グループの審査点数は書けないのですが、僅差の接戦でした。最優秀賞をとれなかったグループも、胸をはってよいと思います。そして、この過程を通して得られた知見・経験を大切に生かしていってください。

他の審査委員の先生から、これら4チームをみて「いずれも完成度が相当高いですが、秋田先生が相当入れ知恵したんですか?」と聞かれましたが、私が入れたのは差し入れの栄養ドリンクぐらいです(笑)。

3ヶ月間、本当にお疲れさまでした。

(秋田)

 

靴箱の上のホワイトボード

別の研究室で不要となったホワイトボードを、とりあえずはもらってみたものの、よい置き場所がなかなか見つからなかったのですが、M2中谷君と相談の上、とりあえず、と廊下の靴箱の上に置いてみました。

最初は落書きスペースになるかと思ったのですが、これがなかなか実は便利で、このように席替えの日程決めの意見交換の場となっています。面白いですね。

これを定点カメラで撮ってWebからでも見られるようにすると、より面白いかもです。

(秋田)

モノづくり実践Project: 2日前

最近この話題ばかりですいません。(基本的に秋休み期間中なので行事がなく・・・)

いよいよ追い込みも最終段階といったところ。

第1回モノづくりProjectで最優秀賞をとった、こんちさんこと近藤さんチーム(KP: Kanazawa-daigaku Point)の伝説の「家具」の再来か?謎の家具が現れました。

こちらはN部屋の中。審査会のプレゼンの内容をつめているようです。

こちらは謎のブロック型の物体。光っとります。奥で作業しているのはチームの美大生で、審査会プレゼン資料をつめてます。

こちらは別チームの審査会プレゼン資料作成部隊。美大生ががんばってます。

作業場が足りなくなって、とうとう廊下でも作業。

泣いても笑っても最終審査会は9/29土の朝9時から。死なない程度にがんばりましょう!

(秋田)

 

モノづくり実践Project

5年ほど前から金沢美大と金沢大の共同で開催されているものづくり実践Project。「20万円ぐらいの製作費で好きなもの作ってOK、うまくいけば賞ももらえる」という、考えようによってはとてもオイシイ企画です。
ウチの研究室からもほぼ毎年有志で数チーム参加していていますが、今年も数チーム参加しています。来週9/29(土)が発表会で、だいぶ追い込みっぽい雰囲気になってきました。(ご都合のつくかたはぜひ発表会もお越しください!)

通称「N部屋」の内部。「N」の意味はいろいろの模様。

N部屋グループのリーダー。見据えるものは何か?

まったり部屋が作業場というか修羅場になりつつある雰囲気。

半田部屋も盛況(?)。こちらは制御基板を量産している真田君と林君。
単純作業の繰り返しという修行。

電情3年生グループも、M2中谷君の指導のおかげで、すっかりPSoC使いになってきました。

(秋田)

 

北山君@未来大 インターン

2012/9/10~9/21までの約2週間、はこだて未来大学4年生の北山君が、電子回路や電子工作の勉強のために滞在しています。

北山君ははこだて未来大の迎山先生のところの4年生で、メディアアートを研究していこうとしている学生さんで、実は石川出身ということもあり、夏休みに、電子回路というか電子工作の勉強をしたい、ということで、勉強に来ています。インターン、といったところでしょうか。

こんな内容に順番に取り組んでいます。

– アナログセンサのArduinoとの接続(データシートの読み方)
– SPI接続ADCのArduinoとの接続(SPIモジュール使用&IOピン操作)
– オペアンプ回路(基本回路&センサ出力電圧範囲の変換)
– サーボモータの自作(タミヤギヤボックス+可変抵抗で位置制御、これをArduino&オペアンプ回路で実装:写真)
– オペアンプの加減算回路+ADC/DACで、「アナログ演算回路を使ったディジタルの加減算」という技術の無駄遣い(?)

データシートの読み方というか読む勘所などは勉強になっているようです。
また、初心者でありがちな「Google先生で調べたものをそのまま使おうとする」という場面も最初のうちは何度かありました。確かにこの方法は便利なのですが、その参照先で紹介されいる内容の条件(電源電圧、使っているICなど)をよく確認せずに使おうとして動作しない、という経験も、いままでだと「よくわからないけど動かない」と先へ進めなかったのが、その原因をつきとめる経験をしたことで、だいぶ具体的に見えるようになったのではないかと思います。(例えばLEDの順方向電圧を確認せずにWebで紹介されている電流制限抵抗の値をそのまま使ったり、極端な例だと、SPI接続ADCの初期化コマンドを、Webで紹介されていたSPI接続の別のICの初期化コマンドをそのまま送ってみたり)

(秋田)